重い荷物を降ろせば身体が軽くなるように、心の中にも重荷を抱えていると、心が重くなります。心にある不要な思考・習慣を断捨離すると、心が軽くなって晴れやかな気持ちになるものです。
こうした心の断捨離は「手放し」と言ったりしますが、意識して手放しを行うことで、生き方が大きく変わります。
大人になってからももちろんできることで、私自身も不要な思考・習慣を手放してから、大きく人生が変わりました。
今回は私自身の体験談として、手放して良かった3つの思考・習慣について書きました。
上司に「あなたは心配事なく楽しそうに生きていて良いねえ」と言われました。確かに考えてみれば大きな心配事はもうありません。この何年かの間に不要な思考の断捨離をしまくったので、自分を縛る思考はかなり減りました。
— よっしー(ありすママファミリー) (@ych369) March 4, 2024
手放して良かった3つの思考・習慣の体験談

今回は私自身が手放して良かったと、今でも思い出せるほど大きな手放しについて、3つの思考・習慣について体験談を書きました。
いずれも20代後半~30代に入ってから手放したばかりの、比較的最近の手放し体験談ばかりです。
自分に来たものは何でも引き受けること
かつての自分の人生観は、「とにかくやって来たものに乗っかって渡り歩いていく」というものでした。
そのため、自分のもとに来た案件は、必要なものだから何でも引き受けるものだ、と思っていました。しかしこう思っていた当時、「自分軸」を持たずにいたことが問題でした。
自分がどうしたいか、という自分自身の判断が全然なかったのです。「やって来たのだから」というのが全ての理由で、来たものは受けなければいけないと思っていました。
一見すると、ご縁を大切にした生き方に思えますが、自分自身を大切にしていないので、どんどん良いように利用されてしまいます。
さらには、あらゆる方向に良い顔をする八方美人になってしまい、最終的には何でも受け入れてくれる便利な人となって、自らを苦しめることになるのです。
こうした生き方をしていた20代後半の時期に、ある団体での活動でついに行き詰まることになりました。次々とやってほしいことを頼まれ、身も心もボロボロになりかけていました。
そしてついに「無理なものは無理と言わないと」と思い、「できません」と言いました。しかしそれまで何でも引き受けてきたので、何度もお誘いを受けて大変でした。
本当はあってはいけないことですが、連絡を一切絶ち、「できない」ということを態度で示さざるを得なくなりました。
しかし自分にとっては、初めて「やりたくないことをきっぱり主張する」ということをした瞬間でした。そして初めて、やるかどうか自分で判断して良いのだ、ということを知ったのです。
確かにできる範囲であれば、お声がけのあったものは引き受ける態度が好ましいことでしょう。しかし必ずそこに「自分で判断した」というプロセスが重要になります。
つまりご縁を大切にするためには、まず自分自身を大切にする、ということです。言い換えれば、自分も相手もどちらも大切にすることです。
これに気付いてから、八方美人的な態度をやめることができ、真に必要なことをキャッチできるようになったように思います。
※真実への目覚めにおける”自分軸”とは何か考える – なぜ自分軸が必要なのか?自分軸の身につけ方まで
お金があと何か月で尽きるか計算すること
同じ20代後半の時期、お金がどんどんなくなってしまい、1か月を乗り切るのがギリギリということが多々ありました。
当時も今も、簡単な家計簿はつけているのですが、当時やってしまっていたのは、「お金があと何か月で尽きるのか計算すること」でした。
何とかギリギリの時期を乗り切った後も、口座にあといくら残っていて、毎月の収入・支出がこの金額だと、あと数か月後にはまたお金が尽きてしまう、と計算して絶望していたのです。
こうした行為は、何とかお金をやりくりするために考える材料として必要だ、と思っていたのですが、ある時に全く無駄な行為だと気付きました。
それは「思っていることが現実化する」という法則性に何となく気付き始めていたからでした。「お金がない」と思っていたら、お金がない現実ができてしまう、と思ったのです。
それ以来、「お金は何とかなるだろう」と思って、残高の計算をするのをやめました。いくら使ったのかという支出は記録として残していますが、それを見てどうするということもなくなりました。
すると不思議なことに、臨時収入があったり、お金のめどがついたりと、心配していた残高が尽きるはずの月になっても、お金が尽きることはありませんでした。
お金に対する捉え方は、実は生き方にかなり直結しています。お金とはモノや人の価値を数値化したものであり、あくまで道具でしかありません。
道具だけ追いかけて自分自身のあり方が変わらなければお金はついてきませんし、逆に自分自身が変われば、それに見合ったお金は勝手についてくるのです。
※5次元への移行期のお金の意味について考える – ”お金をいただくこと”に抵抗感を持つ必要はない
起こりうる問題を先回りに考えて不安になること
お金の心配に関連することですが、かつての私は「もしかしたら〇〇が起きるかもしれない」と、先回りして不安になる、ということを繰り返していました。
漠然とした未来に対する不安もあれば、小さな不安もありました。
たとえばイベントなどを行う際には、「もしこんなトラブルが起きたらどうしよう」とか「頼んで断られたらどうしよう」など、まだ起きてもいない不安が次々と浮かんできていました。
自分としては、「先を見越すのは大事なこと」「対策をするために考えている」と信じ込んでいました。
しかし起きてもいない出来事を不安に感じることほど、無駄な時間はないと思うように変わりました。不安な気持ちを持っていたからと言って、未来は変わりませんし、むしろ悪い方向に転びます。
先ほどのお金と同様、思っていたことが実現化するので、悪い未来を引き寄せてしまうのです。
とは言え、些細な心配事のほとんどは起きないものです。また自分が苦手だったのが、「もしこれが上手くいかなかった場合にどうしよう」と、場合分けをいくつも想定してしまうのをやめることでした。
しかしそれも、「まずはやってみて、ダメだったら次を考えよう」と言う考え方に切り替えました。
実は、これは時間の捉え方と関係しています。いろんな場合分けを考えてしまうのは、時間が過去から未来へと一定に流れる、私たちのイメージに由来しています。
しかし時間が、一瞬ごとの点が連なっているとイメージすれば、”今ここ”の行動にフォーカスし、その今が次の瞬間を生み出しているだけ、と捉えることができます。
先が延々と続いている、と思うから不安が起きるのであって、”今ここ”の自分(や行動)だけに目を向けていれば、不安は起きないのです。
※次元による時間の捉え方の違い – ”時間に縛られる”幻想・なぜ5次元では”今、ここ”に注目するのか?
まとめ – 心の断捨離で穏やかな生き方を

今回は私自身が体験した、手放して良かった思考・習慣について書きました。
ここで書いたものをスピリチュアル的に言えば、全て3次元世界にとらわれていた状態から脱した、と言い換えることができます。
たとえばそれは時間、お金など、3次元世界を構成するものに縛られて生きてきたので、苦しい心の状態にあったと言えます。
不要な思考・習慣を手放すことは、心を軽くすることであり、それは3次元世界を軸にしたあり方から脱することを意味します。
そして自分自身のあり方を中心に持ってくる生き方にシフトすることで、それを波動が上がること・次元が上がることだと、言えるのではないでしょうか。
まずは”苦しい”と感じている自分自身に気付くことから始めてみましょう。そしてその苦しさを変えるために、変えられる行動は何か、を考えてみることです。
結果的に、それは心を軽くする=次元上昇につながることだと思います。
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