ココロノネットでは、5次元思考への道しるべとなるような内容を書いています。
5次元に上昇した世界では、GESARA法が発動され、お金が必要ない世界になります。一方で、今はお金がなければ生きていくことができません。
5次元思考になろうとしているのに、お金のやり繰りについて考えなければいけない現状をどのように考えれば良いのか、という疑問をよく聞きます。
しかしお金本来の意味を理解すると、現状の世界で”お金をいただくこと”に極端な抵抗感を持つ必要はないと筆者は考えています。
この記事では、5次元へ向かう移行期の今、”お金”の意味について考えてみたいと思います。
※3次元・4次元・5次元とは何?という人は、まずこちらの記事をお読みになることをおすすめします。
3次元・5次元の思考とお金の考え方
3次元・5次元において、お金がどういう扱いになっているのでしょうか。
3次元世界ではお金に支配されてしまっている現状があり、5次元ではお金の不要になる世界になると言われています。
まずは現状とこれからのお金の認識について、ここで理解しておきましょう。
3次元世界とお金による支配
まずは多くの人が閉じ込められている3次元の世界でのお金のお話しです。私たちの住む世界は、お金に支配されてしまっていると言っても良い状況です。
どのような点で、私たちはお金に支配されているのか、少し詳しく考えてみましょう。
まず、3次元の世界ではお金がなければ生きていけない仕組みになっています。
お金は、あらゆる物の価値を決める指標に設定されています。そのためお金さえあれば、あらゆる物が手に入るのです。
そうすると、幸せな人生を送ることより、お金を稼ぐことが目的になる人が多くなってしまいます。損得が価値の基準となり、醜い奪い合いの世界が広がるのです。
お金は人間の欲を喚起させるもので、”もっともっと”という貪欲の心を起こします。その結果、お金をめぐって醜い心の世界が広がることになります。
またお金を手にするために、労働と言う仕組みが作られました。私たちの生きている時間を労働に当て、労働の対価としてお金を得る、という仕組みです。
私たちが生きていくためには、労働することが当たり前と思いこまされてきました。
(この仕組みは、4次元の層が3次元世界を支配するために作った、と筆者は考えます。)
この仕組みが成り立つポイントは、時間→労働→お金、というように、私たちの生きている時間もお金に変換できる、という前提です。
つまり、私たちの存在や生きている時間の個別性が無視されるのが、お金をベースにした世界なのです。
その証拠に、労働は対価を払うに見合う仕事さえできれば、誰がやっても同じ、と考えるはずです。
このように、あらゆる物、そして私たちの存在や生きる時間まで、全てお金と言う単一の価値基準で測ることで支配するのが3次元の世界なのです。
私たちを支配するものとしてのお金、という仕組みがあるため、目覚めた人は「お金をいただくこと」に抵抗感を持つのは当然のことでしょう。
お金のいらない5次元世界とは?
一方でお金がいらなくなる、と言われるのが5次元世界です。
5次元思考は、基本的にお互いの価値を認め合い、分かち合いの精神だと言われます。そして5次元世界で最も価値のあるものは、その人自身の存在であり、その人にしかできないことです。
たとえば農業ができる人は食物を作り、建築の出来る人は家を建てる、というようなお互いの技術を交換したりするような世界になると言われています。
大切なことは、その人にしかできないこと、という個別性が尊重される点です。価値の軸が個別であれば、お金と言う単一の価値基準は機能しなくなります。
また理論的に考えて、私たちの生きる時間を労働→お金にする、という仕組みも同様に成り立たなくなります。
こちらの記事で書いた通り、5次元は複数の時間軸が存在します。皆が単一の時間を生きているのでなければ、時間をお金に機械的に変換することも不可能になるはずです。
時間の使い方は大きく変わり、いかに私たちがそれぞれ私たちらしく生きる時間にするか、が重要になります。つまり私たち自身の使命のために生きていくことになります。
これまで何も考えずに労働していた人たちは、自分の使命が分からなければ、何も他の人と交換するものがなく、かえって苦しい世界になるのかもしれません。
ただし、そのためにGESARA法が発動して、生きていく最低限のお金が保証されるという仕組みが導入されるのです。
ひとまず何もしなくても生きることはできますし、自分の価値を発揮できることで、誰かの役に立つような生き方を選択することができます。
GESARA法はあくまでお金のある世界から、お金のいらない世界への導入のための仕組みであることが分かるでしょう。
ここまでの話をまとめれば、5次元世界では、私たちの存在やその個別性、そしてその人しかできないことに最大限の価値が置かれる世界になると言うことです。
その価値は、単一の尺度で測れるものではないため、お金が必要なくなるのです。またお互いの価値を尊重し合うので、争いも起きません。
一方で3次元世界は、その反対の世界と言えます。
私たちの存在や個別性は、無視されていると言えるでしょう。あらゆる物は、全てお金と言う単一の価値で測られるので、お金をめぐって争いが起きる世界です。
5次元への移行期のお金の捉え方とは?
ここまで、お金に支配されている3次元世界と、お金の必要がない5次元世界について書いてみました。お金は、あらゆる物、私たちの存在や時間までも単一の尺度で測る基準だとわかりました。
そんな中で、「5次元思考に向かおうとしているのに、お金の悩みから離れられない」という相談をよく聞きます。
確かに今は物事の捉え方は5次元に向かおうと思っても、目に見える世界ではお金が動いている現状は何も変わらないように見えるかもしれません。
しかしお金の本来的な意味を理解すれば、5次元思考とお金を矛盾せずに考えることもできます。それは3次元から5次元への移行期のお金の意味、ということになるかもしれません。
ここでは、お金本来の意味を考え、5次元への移行期のお金の捉え方を説明します。
お金本来の意味と3次元世界の間違ったお金の捉え方
3次元世界ではお金に支配されている、と言うことを書きました。しかしお金には本来、人を支配するような意味合いはなかったはずです。
お金本来の意味とはどんなことでしょうか。
結論から言うと、お金とは誰か(何か)の価値を目に見える指標にしたもの、であると言えます。
例えば、ヘアカットであれば、髪を上手に切ることができる技術が価値になります。食べ物であれば、物そのものの価値+作る技術や運送することなどに価値が含まれています。
お金はそれらの価値に応じて、適切に数値化されるものです。
ここで大切なことは、誰か(何か)という価値が先にあるのであって、お金自体に価値があるのではない、ということです。この点をとにかく間違えないようにすることが大切です。
3次元世界でのお金は、労働により「頑張って手に入れるもの」と言う価値が生まれ、お金があれば何でも手に入ると勘違いをして、お金に価値があると思ってしまうのです。
また「お金を粗末に扱わないように」など、お金を大切にしましょう、ということを教えられてきたかもしれません。こうした教えも、お金の価値を高めることに一役買ってしまった側面はあります。
ただ、お金は誰か(何か)の価値を表すものなので、粗末にすれば、それは物や人を粗末に扱うことになります。だから価値を表すお金を丁寧に扱いましょう、という教えなのです。
お金が価値づけている人や物に価値を置くか、お金自体に価値を置くか、という捉え方1つで、全くお金の意味は変わってきてしまいます。
お金自体に価値を置いてしまったのが、3次元世界のお金の捉え方なのです。
5次元への移行期のお金の捉え方
では5次元への移行期の今、お金をどのように捉えれば良いのでしょうか?
答えはもう出ていますが、お金本来の意味に戻り、お金は人や物の価値を数値にしたものに過ぎない、と捉えれば良いのです。
残念ながら、3次元思考の人たちは、お金に価値があると思ってお金を追いかけ回しているかもしれません。ただ5次元思考に向かう私たちは、それに乗らなければ良いだけです。
「5次元に向かおうとしているのに、自分のしたことにお金をもらっていいのか?」という疑問を持つ人がいます。
しかしお金がいらなくなる世界は、誰しもがお互いの価値を認め合える世界になった先にやって来ます。5次元への移行期には、まだお金で価値を決めるしかない、という状態なのです。
「お金をとってもいいのか?」と思う人は、実はお金自体に何らかの特別な価値を置いてしまっていないでしょうか。つまりお金を自分の価値より先に捉えてしまっている、ということです。
そうではなく、大事なことは自分にしかできないことに対して、自分自身で価値を認めることです。「お金をもらえない」という罪悪感は、実は自己肯定感の低さと言うことにもなります。
ありすママファミリーの活動に対しても、「5次元に向かおうとしているのに、お金を取るのですか?」と聞く人がたまにいます。
これを尋ねる人も、私たちの活動がお金を稼ぐための活動だと思っているのです。それは、その人自身がお金は稼ぐもの、と思っていることを意味します。
そうではなく、私たちの活動やできることに自ら価値を置いているのであり、それに相応しい価値を金額に設定しているのです。
そして自分の価値を認めてくれる人に喜んでもらえば良いのです。「なぜお金をとるのか」「価格が高くないか」と言うような、価値を認めたくない人とは付き合う必要もないのです。
実はこうした自らの価値にお金がついてくる、と言う形は、たとえばアスリートや芸術家などが既に行っていることです。
彼らはお金を稼ごうと思ってスポーツや芸術をやっている訳ではないはずです。自らの才能を自分で認め、それを高めることを人生の目的としているでしょう。
それを自らが認め、そして他人から認められることにより、自然とお金がついてくる、という感覚だと思います。
50代でバンドを続けている怒髪天のボーカル増子直純さんは、以下のインタビューで、自分たちがやりたいから続けているのであって、「わかってもらえない」とは言わなくなったと語っています。
こうした考え方も、お金を稼ぎたい→認めてほしい、という順番ではなく、自分のやりたいことをやる→それを認めてくれる人がいる→お金が入る、という順番になっていることがわかるでしょう。
同時に、「バイトをしてもバンドを続ける」と語っている通り、それだけで生活できるようになるにはハードルが高いようです。
それはやはりそれぞれの人に魅力があるはずのスポーツや芸術を、お金と言う単一の価値で測ろうとする仕組みだからでしょう。
しかし5次元世界では、GESARAが発動することで、お金による支配体制は崩れていくことになります。ですので、それぞれの価値が認められる世界に近づいている、と言えます。
今は5次元への移行期として、その予行演習のような段階です。
まずは自らにしかない価値を探すこと、そしてそれを自分で認めることです。その価値に堂々と自分で相応しい金額を当ててみてください。
大切なことはお金のことを先に考えるのではなく、自分の価値を大切にすることです。その順序さえ間違えなければ、お金をいただくことに過度に抵抗感を持つことはないでしょう。
むしろしっかり自分の価値を認めれば、価値に対して不思議とお金が入ってくることになるのです。
そしてお金を払ってまで、自分の価値を認めてくれる人に感謝をもって接することでしょう。その感謝の気持ちがまた巡り巡って、自分のところに返ってくるはずです。
まとめ
今回の記事では、”お金”と言うものの意味について、3次元・5次元の思考から考えてみました。
実は3次元におけるお金は、お金本来が持つ意味以上の価値がついてしまったことが、お金に対して誤った考え方を生み出してしまったことが分かりました。
お金を得ることに対する嫌悪感・罪悪感も、3次元世界におけるお金の捉え方からくるものということでしょう。
ですので、これからは5次元思考をしながら、5次元への移行期のお金の捉え方にシフトしていくのが良いと考えます。
もちろんお金が必要ない世界が理想ですが、一足飛びにお金が無くなる訳ではありません。
そのため、お金をめぐる間違った考え方を、私たち自身がやめることから始めましょう。それはお金が先にある考え方をやめ、私たち自身の価値が先にあるのだ、と認識を改めることです。
そしてお金をめぐって奪い合うのではなく、お互いの持っている価値を分け合う精神にシフトしていくのです。
お金はツールであり尺度に過ぎないため、お金のある世界においても、私たちの認識のシフトチェンジは可能なのです。
お金に関する本来の認識を持ち、5次元への移行期もワクワクしながら楽しんで過ごしましょう。
↓お金の捉え方、5次元思考への向かい方などについて、カウンセリングを行っています。
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