波動(周波数)を高めるために、今すぐできることがいくつもあります。その中で「無目的な時間を過ごす」ということが挙げられます。
一般社会において、無目的な時間を過ごすというと、”ダラダラ過ごす”と言ったネガティブなイメージで捉えられてしまいます。
しかし波動を高める上での「無目的な時間を過ごす」は、やや意味合いが異なります。今回の記事では無目的な時間の重要性についてまとめてみました。
※「無目的な時間を過ごす」ことも含めた波動を高めるためにできること
無目的な時間とは?
最初に「無目的な時間」とは、どういうものか定義しておきましょう。「無目的」というと、”ダラダラ過ごす”と言った怠惰なイメージがあるかもしれません。
ただそうした”無駄な時間の使い方”と”無目的”は意味合いが異なります。そもそも人間の行動において、完全に目的をなくすことは不可能です。
常に人は何かの目的があって行動していますが、先に起きることのために行動するか、今この瞬間のために行動するか、が大きな違いとなります。
先に「目的のある時間」について考えれば、何かのために(将来のため・目標のため)今を楽しむことを犠牲にする時間のことを指します。
タスクをこなす(仕事や家事をする)ことは、それ自体の意味よりも、その先を見据えて動くもので、そうした時間を「目的のある時間」としています。
一方で「無目的な時間」とは、純粋に今を楽しむための時間と言えます。たとえば趣味の時間(絵を描く、キャンプをするなど)は、目標などなくてもただその時間を楽しむための時間です。
そして行動は同じであっても、目的の有無によって質が大きく変わります。たとえば「近くの駅まで家から歩く」ことを考えてみましょう。
これが仕事に行く・誰かと会うという目的がある場合、歩く道のりはあくまで手段であり、その過程を楽しもうという意識にはあまりなりません。
しかし無目的だった場合、駅まで歩く道のりそのものが意味を持つものになります。そうすると、今まで見えていなかった景色や、人の動きが見えて、違った体験になります。
このように普段の日常生活の中にも、「無目的な時間」として過ごすと、見え方が変わることもたくさんあるのです。
目的のない時間は波動の高い時間の過ごし方!?
無目的な時間は、労働と余暇と言う3次元的な時間の使い方からも脱することができます。労働は働いてお金を稼ぐと言う目的が当然あり、実は余暇もきちんと遊ぶと言う目的がある時間です。そのどちらでもない無目的な時間は、自然と3次元の領域を抜け出ることができます。
— よっしー(ありすママファミリー) (@ych369) September 16, 2024
このような目的のない時間の過ごし方は、実は波動の高い過ごし方で、人間本来の精神のあり方にマッチしています。
子どもの頃を思い出してみれば、遊びに没頭する体験は、まさに無目的な時間と言えるでしょう。
無目的な時間は、”いまこの瞬間”にフォーカスしており、過去から未来へと流れる時間に縛られていません。実はその瞬間こそ、波動が高くなっているのです。
しかし大人になるにつれて、人間は「労働と余暇」という二項対立の時間に組み込まれていきます。(子どもでも勉強と自由時間という二項対立があります)
労働はもちろん仕事をしてお金を稼ぐことが目的であり、目的のある時間の最たるものです。そこから逃れるための余暇があるように思えますが、実は違います。
余暇は、次の労働までをいかに楽しむか、という条件付き=目的のある時間です。そのために旅行やテーマパークに行って”楽しまなければいけない”時間になってしまいます。
実は休むためのはずの余暇は、次の労働までの条件付き時間であり、常に「目的のある時間」からは逃れられない構造になっています。
常に目的を意識させられるためにストレスを抱えることになり、いかに余暇を充実させてもストレスが溜まる一方なのです。
このような労働と余暇は3次元世界の時間の使い方です。目的のない時間の使い方は労働と余暇の時間から脱し、波動の高い時間の使い方だと言えます。
こうした時間の使い方をしているのは、映画『男はつらいよ』シリーズの主人公、寅さんです。寅さんは「これからどこに行くのか?」と尋ねられると「風の吹くまま気の向くまま」と答えます。
”いまこの瞬間”だけがあり、その先は風が吹いた方に流れていく、という、究極の「無目的な時間」であると考えます。
まとめ
今回は、目的のない時間が波動を高めることについて書きました。
社会生活を送っていると、なかなか取り入れるのが難しいかもしれませんが、1日の中に少しでも取り入れたいものです。
しかし注意するのは、意識的に取り入れようと思った時点で、それは目的となってしまい本末転倒です。
やり方はあくまで、自分の心の声を聴くところからスタートしましょう。今自分は何をやりたいか、その声に従うと自然と目的のない時間が流れ始めます。
一方で目的のない時間を0にすることも違和感があります。果たして人間は何のために生きているのか、ということになります。
その目的もまた自らの心の声で聴き取ることになりますが、それこそ使命ということになるでしょう。この話はまたどこか別の機会にしたいと思います。
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