GESARAの発動に伴う新たな世界に関する発信、またイベントを行なっていると、よく耳にする質問が出てきます。
そのうちの1つが、「GESARA発動に向けて資産の守り方は？」です。この質問を見て、どのように感じるでしょうか。
同じことを感じている、という人もいれば、いやいや全くナンセンスだと思う人もいることでしょう。GESARA世界の本来の目的を知ると、実はほぼ無意味な質問と言って良いでしょう。
ではなぜこのような質問が出てくるのでしょうか。考えられる、GESARAに対する誤解、そして日本人が持つお金に対する“幻想”にも触れて書いてみました。
「GESARA発動に向けて資産の守り方は？」という質問がなぜ出てくるのか？
さっそくこの質問について考えてみたいと思います。ここにはGESARAで何が変化するのか、ということの認識に誤解があるように感じています。
“GESARA発動後はお金のない世界”という情報をよく見かけたことがあると思います。そこから、これまで稼いだお金や資産が没収されてしまうのでは？と考えたのではないでしょうか。
つまり所有を認めない社会、共産主義社会のようなイメージでGESARAを捉えているということです。しかしGESARAによって資産が没収される、というのは捉え違いではないか、と考えています。
GESARA世界は、長期的にはお金のいらない世界を目指しています。しかしお金を用いて生きてきた私たちが、いきなりお金なしの世界を生きるのは困難を伴います。
しかもこれまでの旧世界では莫大なお金が不当に搾取されてきたのです。こうした歴史までも無かったことにするわけではありません。
まずは盗られたものはきちんと返してもらうことが必要で、還付金・債務免除等の再分配が起きるとされています。
このようにして、誰もがお金に困らない世界が一度つくられるのがGESARA世界です。そうした世界において、自分だけの資産を守るという考え方自体、ナンセンスなものになってくるはずです。
しかも生きていくために十分過ぎるほどのお金が戻ってくると言われます。もし自分の持っているお金の価値がなくなったとしても、それを上回るお金が入ってくるとしたらどうでしょうか。
何千億、何兆円と資産を持っている人は別ですが、大抵の人は自分の持っている資産を上回る還付金があるとみておくのが良いでしょう。
ただし「紙幣の価値がなくなることに備えて、どのような形で資産を持っておけば良いのか」という意味での質問の場合もあります。
これも長期的に見ると同じくナンセンスですが、GESARA発動までの旧世界、またGESARA発動の移行期においては、意味のある質問だと考えます。
なぜなら、お金をめぐる大変革が起きれば、ある程度の混乱が起きるのは必至です。その混乱に巻き込まれないよう、最低限のお守りとして資産を持っておくのは必要かもしれません。
そのため、ありすママは「銀をお守りで買ってね」と発信をしています。それは長期的な意味ではなく、混乱期のお守りとして銀を買うという意味です。
銀などの現物を持っておけば、紙幣の価値がなくなったとしても、価値がなくならないものとして資産が守れます。
それほど多額でなくても、多少の期間を食い繋ぐ程度の金額を備えておけば十分でしょう。
「自分が頑張って働いて貯めたお金」にまつわるカラクリ
長期的に見ればお金が減ることはなく、自分の資産を守ろうとしなくても良い、というのが回答だとしても、釈然としない人もいるかもしれません。
それは、これまでの世界で「自分が頑張って働いて貯めたお金」という、自らで守ってきたものが時代の変化で失われる感じがして、不安を感じている、というものかもしれません。
確かに価値観が変化してしまうと、自分が頑張ってきたことそのものが失われてしまうような感覚になるのでしょう。
これまでの世界は、お金＝自分の価値を測る尺度であった、ということを、まず理解しておく必要があります。言い方を換えれば、お金以外に自分の努力を測る尺度があまりないのが旧世界です。
そのため、自分の頑張ってきた時間＝お金や資産という図式が暗黙の裡に、頭の中で成り立っています。
しかしここでよく考えてみて欲しいのは、これまでの世界において自分の頑張りが正当にその価値を認められてきたでしょうか。
本来重要な仕事であっても不当に給料の低い職種がありましたし、いくら働いても税金と言う名の罰金によって、搾取され続けてきたのが旧世界だったはずです。
各自の努力が無意味だった訳ではないのですが、私たち本来の価値が認められる世界ではなかったのです。そのためお金自体も、正当な金額を貰っていた訳ではありませんでした。
一方でGESARA世界は、そうした不当な搾取がない世界であり、真にお互いの価値を認め合う世界です。だから不当に搾取されてきた私たちに多額の還付金がある、と言われているのです。
そしてゆくゆくは、お金ではなく、お互いの価値を認め合って、価値の交換によって成り立つ世界を目指しています。
つまり、自分の頑張りが認められるのは、次のGESARA世界に入ってからなのです。自分の資産を守る、というのがこの意味でも、旧世界の考え方に縛られている、ということになるのです。
※ニッポンおとぎ話 – No.1：日本人のお金にまつわる幻想と真実を知る
まとめ
今回は「GESARA発動に向けて資産の守り方は？」という質問が出てくることに関して、1つの考え方を示しました。
私たちはあまりに不当な搾取を受け続けてきたがゆえに、その中で必死に資産を守るという発想で生きてきました。しかしそのあり方がひっくり返るのが、GESARAの発動です。
搾取をすることなく、真面目に頑張ってきた人が、当たり前に価値が認められる世界になるために必要なのがGESARAだと考えています。
あまりにこれまでの価値観と違うために、頭の中を整理するのが大変かもしれません。そのため今のうちからGESARA世界がどうなるのかイメージしておくことが重要だと思います。
私たちが今できることは、GESARA世界に向けた”心の備え”だと感じています。
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