3~5次元思考は人間のどの部分が担っているのか? – 次元上昇の本質的な理解のために

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心・心理学

ココロノネットでは、3~5次元世界・思考の違いについて、何度か書いてきました。今回は3~5次元世界の違いについて、少し上級編の内容をお送りしたいと思います。

今回考えてみたいことは、それぞれの次元の思考は、人間のどの部分が担っているのでしょうか?というメカニズムに関するものです。

3~5次元の思考は、私たちの身体や心など、それぞれ異なる部分が働いているのです。その違いを理解することで、次元の違いを本質的に理解できるのではないか、と考えます。

皆さんも、自身を振り返りながら読んでみてください。

※3~5次元思考の基本について知りたい人は、まずこちらからお読みください。

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3次元~5次元思考を動かすもの – あなたは何を使って生きていますか?

あなたは何かを考える時、決める時、それに沿って行動する時、何を使っているでしょうか?普段あまり意識したことがないかもしれません。

3~5次元の思考において、筆者は次に示すようなものによって動いている、と考えています。

  • 3次元:身体(欲望、本能)で動く
  • 4次元:頭脳(思考、理性)で動く
  • 5次元:(直感、集合意識)で動く

それぞれについて簡単に説明していきます。

3次元:身体(欲望、本能)で動く

3次元の世界は、自分の判断軸がなく、大勢の進む方に流されていくような思考をします。道に例えるなら、「多くの人が行く道を選ぶ」のが3次元の人たちです。

その背後には、「身体で動く」ことが多いからではないか、と考えます。

「身体で動く」とは、動物的な反応と言うべきか、本能や欲望のままに動くことです。本能や欲望に従えば、快のある方に向かい、不快なものを避けようとします。

自分の感覚だけが軸であるとも言えますが、精神的な感覚があるわけではなく、自分に起きたことや目に見えるものしか感じることができません。

そして本能や欲望は、刹那的な思考しかできないために、本来進むべき道を誤らせることが多々あります。

それこそが苦しみの根幹でもあり、仏教ではそれを「煩悩」と呼びます。しかし3次元の思考をしている限り、それを解決する術は見つかりません。

4次元:頭脳(思考、理性)で動く

4次元の思考は、物事を多角的に捉えて分析する能力に長け、それを利用して3次元世界を支配しようとします。

この特徴からも、4次元思考の人が「頭脳で動く」ことが分かるでしょう。

論理的・理性的であることは、現代では最も”人間らしい”とされており、人間界で優位に立つために必要な能力の1つです。

なぜなら人々を束ね、物事を進めていくためには、集団をまとめるための枠組み・ルールが必要になります。それらは目に見えないものであり、頭の中で組み立てる力が必要になります。

こうして作られたのが、国家でありお金であり、法律などです。こうした実体のない”幻想”を用いて、社会を作り上げることこそ、4次元世界の在り方です。

”幻想”を作り上げられない3次元の人々は、4次元の人々に支配されることになります。3次元の人々は、”幻想”に実体があるかのように騙されてしまうのです。

しかし国や宗教などの”幻想”は、いくつも乱立すれば争いのもとです。頭脳にもとづく思考は、「正しいかどうか」が大切ですので、お互いの正当性をめぐって戦争が起きます。

※”幻想”による支配のあり方についてはこちら

5次元:魂(直感、集合意識)で動く

5次元の思考は、自分軸で行動し、真の自由・平和をもたらすものです。

”目覚め”とも言える5次元の思考は、「魂で動く」こと、自分の中にある魂に気づくことだと考えます。

4次元までは、身体・頭脳と言う、その人が持っているものから出ていません。しかし「魂」とは、自分の中にあって、自分の外=自然・宇宙と繋がっているものです。

個人の中では”直感”、誰か他の人との間では”集合意識”が働くことになります。これらは自然・宇宙との繋がり=真理にもとづくので、必ずその人にとって必要な方向に働きます

そのため”間違える”という不安はありませんし、4次元世界のように価値をめぐる争いもなく、それぞれが自身の中に答えを持ち、自分の軸で生きていけるのです。

3~5次元の思考の関連性を読み解く – 背後にあるメカニズムから考える

ここまで3~5次元の思考が、どの部分が働いているのか、についてまとめてきました。

ここからは、各次元の関連について、以前も書いた”実体と幻想”の観点も交え、さらに深く掘り下げて書いていきます。

そして3次元・4次元それぞれから5次元の思考に移行するために必要なことをまとめました。

3次元・5次元に共通するものとは? – 3次元の人が5次元に目覚めるには?

3~5次元のうち、実は3次元・5次元に共通する部分があります。それはともに”実体”のあるものに従って動いている、と言う点です。

こちらの記事に書いた通り、実体とは自然界にもとから存在するもののことです。人間は実体あるものを0から生み出すことはほぼ不可能で、そもそも人間の身体も自然の一部です。

3次元は身体・5次元は魂で動く、と書きました。人間の身体・魂ともに、自然界と繋がるものであり、実体あるものに従っています。

現在起きている地球の次元上昇は3次元から5次元の移行と言われています。4次元を飛ばしているのも、3次元・5次元に「実体のあるものに沿って動く」という共通点があるからだと考えます。

しかし3次元の人たちは、何に実体があり、幻想が何なのか分かっていません。それゆえ、幻想にもとづく4次元に支配されていることにすら、気づいていないのです。

そのため3次元から5次元の思考に移行するためには、4次元世界の支配から脱することが必要です。その動きがコロナ騒動を機に、社会の違和感への気づきが進んでいるものと考えます。

しかしおかしな点を論理的に考え始めると、4次元の世界へと突き進んでしまいます。「何が正しいのか」議論を始めることは、頭脳が優位の4次元思考です。

”目覚めている”と言う人の中にも情報ばかり集めている物知りの人を見かけます。そして知らない人や目覚めていない人を説得しようとしてしまう人もよくいるように思います。

こうした人たちは残念ながら4次元思考へと向かっているようです。軌道修正するためには、論理や知識をいかに捨て、直感などスピリチュアルな領域にアクセスできるか、が重要になります。

真実は事実をたくさん集めても5次元には到達できません。多くの情報から真実を”見抜く”と言う感覚こそ、5次元思考のカギとなるでしょう。

不完全な脳がもたらす4次元の”幻想”の世界 – 4次元から5次元への移行は難しい?

改めて3・5次元とは違う、4次元の世界とは何なのでしょうか?3次元と5次元が実体にもとづく世界だとすれば、4次元は”幻想”の世界であると言えます。

4次元は「頭脳で動く」と書きました。頭脳も身体の一部ならば実体があるのでは?と思うかもしれません。

しかし4次元の人たちは、頭脳が作り出す”幻想”によって動かされているのです。”幻想”とはおとぎ話の世界であり、それが国家や法律、科学や宗教など人間が作り出している世界です。

4次元の人たちはその中に適応することで、自らの地位を保とうとマウントを取り合っています。

”幻想”の世界で3次元を支配し、一定のポジションを得てしまうと、さらに上の次元に行こうとしない点が実は厄介です。

さらには”幻想”に実体があるかのように錯覚したり、あるいは頭脳を使って考えた先には、真理が見いだせると勘違いしている人(=科学信奉)も出てきます。

このように4次元の中に適応してしまった人たちは、なかなか5次元に行くのが難しいとも言われています。

4次元思考は、「頭脳で動く」のですが、しかし脳は不完全なものです。

実際に使われている部分はごくわずかであり、その仕組みも謎が多く、「あり合わせの材料で作られた」と書いている本もあります。

筆者としては、思考や理性と言った脳の働きと、直感や集合意識など魂の働きは別であるため、4次元を突き詰めても、真実の世界には到達できないと考えます。

4次元から5次元の思考に移行するためには、頭脳優位の生き方を変え、”幻想”の世界から抜け出すことが必要になります。いったんこれまで生きてきた価値観を脱ぎ捨てることになるでしょう。

そのためには、一度子どもに戻った気持ちで、純粋に世界を見渡してみることをおすすめします。

「なぜいつも同じ時間に仕事に行くのか?」「なぜお金に縛られて生きているのか?」など、素朴に社会のおかしさを考えれば、それがすべて幻想に過ぎないことに気づくのです。

”幻想”の世界=社会の中でどう生きるかを考えるのではなく、そこを俯瞰できる視点を持つことが重要です。

”幻想”とは自然界と切り離された人間界だけの狭い世界の話です。5次元の思考になるためには、もっと大きな自然や宇宙の存在へと目を向けることになります。

それは自分の内なる声に耳を傾けるだけで良いのです。頭でどうするか考えるのではなく、自分自身に素直に問いかけてみましょう。

まとめ – 3次元・4次元から5次元に向かうために

今回は3~5次元思考が、人間のどの部分が担っているのか、について書きました。

3~5次元を動かす部分について、人間の身体から意識の世界、そして意識の奥の世界へと、より深い領域に進むほど、上位の次元の思考になっていると言えます。

5次元の思考に進むにあたって、3次元にいる人と4次元にいる人では、少し違いがあることも分かりました。

3次元の人は身体の感覚が優位、そして4次元の人は頭脳が優位に働いています。3次元の人は今の感覚を生かしつつ、さらにスピリチュアルな領域=直感・集合意識に目を向けていきましょう。

ただし4次元の支配を脱するためには、3次元の人もいくらか頭脳も働かせる必要もあるでしょう。

4次元の人は、まず頭脳が優位になっていることを自覚すべきです。そして感覚の世界に思い切って足を踏み入れる勇気が求められるでしょう。

こう考えると、3→5次元への移行は4次元を一部経由し、4→5次元への移行は3次元の感覚的な世界を一部体感する必要があるように思えます。

高次の次元は、それ以下の次元を含んでいる訳ですから、5次元に行くためには3・4次元の感覚をそれぞれ持っていることが必要になるでしょう。

文章で書けば今回のような内容になりますが、どのように5次元に向かうかは千差万別です。自分がどのように5次元に向かうのかは、その人にしか方法が分からないのです。

ただ1人で自身の価値観を大きく変えることは難しいものです。対話を通じて、自身の思考がどうなっているのか気づくことができます。

そんなお手伝いをココロノネット相談室の個人セッション・カウンセリングで行っております。ともに5次元思考に向かっていけるよう、お手伝いしていけたらと思います。

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