「こんな世の中は許せない」という怒りの感情が、目覚めの原動力になったと言う人も多いかもしれません。しかし怒りの感情は、暴走しやすく厄介な感情の1つとも言えます。
面倒な怒りの感情をいかに表出し、活用するのか、については、やはり波動が大きく影響しています。
今回の記事では、波動の高い怒り・低い怒りの違いについて解説し、目覚めを促進させる上で怒りの活用方法について書きました。
波動の高い怒り・低い怒り
怒りの感情にも波動の高い・低いがあります。波動の高い怒りは、誰かのためを思って怒るもので、それはすぐに行動と結び付き、怒る対象が消えれば怒りも消えます。しかし波動の低い怒りは、嗜癖(依存症)であり、怒ることが習慣化してしまい、自ら怒る対象を探して不満や愚痴をずっと言い続けます。
— よっしー(ありすママファミリー) (@ych369) June 29, 2024
怒りの感情は、心理学的には「人間関係を破壊するため」の機能があると言われ、厄介な面もありますが、不要な関係を切るためには必要である、という諸刃の剣とも言えます。
数ある感情の中でもコントロールが難しいと言えそうな怒りについて、目覚めと言う面でもその活用方法には注意が必要そうです。
怒りには波動が高いもの・低いものがあります。どのような違いがあるのでしょうか。
基本的には、怒りが何のために起きるのか、そしてどれぐらい怒り感情の中に身を置くのか、の2点が重要なポイントになると言えます。
波動の高い怒りとは?
まず波動の高い怒りについて、これは誰かのために義憤(道にはずれたことに対して発する怒り)として起こすものについては、波動が高いものだと言えそうです。
たとえばそれは昨今のワクチン問題で亡くなった人がいる、重篤な副作用に苦しんでいる、などの事態が起きていながら、いまだにそれを認めようとしない国に対する怒りがあります。
これは明確に誰かが傷つけられたと言う事実があり、道理に外れたことに対する義憤として起きるのです。
こうした怒りの動機は、自分自身の名誉などと言った欲望ではなく、純粋に他者を救いたいという思いであれば、波動の高い怒りとして機能します。
そうした波動の高い怒りの特徴として、すぐにその人は行動として怒りを消化しようとします。ワクチン問題であれば、何かしらの運動に参加するなど、行動で示すことになります。
怒りは面倒なものでありつつ、義憤に駆られることで、強烈なエネルギーを生み、それが行動の原動力となるのです。
そのため怒りの感情は、原動力とはなっても、長くその人のもとにとどまることはありません。ではその怒りがどこに行くか、と言えば、その行動に共感した人のもとに宿ります。
同じように「こんなことは許せない」と、別の人も怒りの感情を原動力にして行動を繋いでいくのです。
このように波動の高い怒りは、特定の人のもとには短期間しか宿らず、行動として消化されます。そして怒りは次なる人に移り、さらに行動を繋いで輪を広げていくのが理想的です。
決して怒りの感情はネガティブではなく、社会をより良くしていくための行動を起こすためのエネルギーとなります。
波動の低い怒りとは?
一方で波動の低い怒りとはどのようなものでしょうか?
実は出発点としては、同じく義憤として怒りが生じることが多いです。しかしその先が大きく異なっていきます。
波動の高い怒りが、純粋に他者のために怒っているのに対して、波動の低い怒りは、自分自身のためになってしまっているのです。
つまり「怒る」ことそのものが目的化してしまって、行動に結びつかない場合です。ただただ許せないことに怒って、怒りをぶちまけたことで満足してしまうのが、波動の低い怒りです。
こうした怒りは、いつまでも外に出ることがなく、その人の中にずっと宿り続けます。怒りはそもそも行動を促すためのものであり、怒りそのものを感じることにはポジティブな要素ではないのです。
結果として、不満や愚痴がずっと続いていくような怒りになります。口をついて「あれは許せない」と言うのが癖のようになるのは、周りの人からすると、あまり嬉しくはないものです。
怒りが溜まって目的化してしまうと、それはもはや嗜癖(依存症)のようなものになってしまいます。発散されていかない怒りは、自分の中でぐるぐると回り続けてしまうのです。
こうした怒りは次第に自身の身体や精神を蝕みますので、怒りは外に出さないと危険なものです。
まとめ
今回の記事では、波動の高い怒り・低い怒りの違いについて書きました。
怒りをより良く活用するためには、怒りを持っている期間はできるだけ短期間にするとともに、怒りは行動に結びつけるための原動力となるのが、波動の高いあり方です。
そして波動の高い怒りは、人から人へとポジティブな義憤のエネルギーを伝え、目覚めを促進させることが理想的です。
逆に怒りがその人の中に溜まってしまうあり方は、波動がさらに低くなります。怒りが行動に結びつかないと、ただ愚痴を言い続けるだけになってしまい、嗜癖に陥ってしまうのです。
旧世界には怒りが湧いてくる出来事もたくさんありますが、怒りの性質を知って、良い距離感で付き合いたいものです。
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