”目覚める”とはどういう現象なのか? – プラトンの「洞窟の比喩」から重要な2つのポイントを解説

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心・心理学

ココロノネットでは”目覚めた”人に向けた記事を書いています。ところで、何気なく使っている”目覚める”と言う言葉、いったいどういう現象なのか皆さんは説明できるでしょうか。

”目覚める”という言葉は、どこか仰々しい響きがあり、用いることに抵抗のある人もいるようです。しかし真の意味を知ると、まさに”目覚める”という表現が的確にも思えます。

今回は”目覚める”という現象が何を指しているのか、しっかり説明してみようという記事です。その際に、古代ギリシア哲学のプラトンが述べた「洞窟の比喩」がとても参考になります。

実は2400年ほど前という大昔の時代に、既に”目覚める”現象について説明されていたのです。「洞窟の比喩」を理解することで、”目覚める”ことの重要な2つのポイントが明らかになります。

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プラトンの「洞窟の比喩」について

”目覚める”という言葉は、気付く・覚醒するという言い方をすることもありますが、何に気付くことを指しているのでしょうか。

私は「真実に気付く」ことが目覚めることである、と考えています。ただし真実に気付く、という表現も、まだ曖昧な言葉です。

そこでプラトンの「洞窟の比喩」が真実に気付くことについて、分かりやすく説明してくれているので紹介しましょう。

「洞窟の比喩」は古代ギリシア哲学のプラトンが『国家』の第7巻に書いたたとえ話です。まずは以下のイラストを見ていただきましょう。

出典:Wikimedia Commons

このお話では、まずイラスト左側に縄で縛られた囚人が洞窟の中にいて、この人たちは洞窟の壁の方しか見ることができません。

囚人の後ろには壁があり、その背後には火が灯されて洞窟の中が明るく照らされています。そして壁の後ろ側から、人や動物たちの操り人形を出して、囚人はその影絵を見て暮らします。

囚人たちはこの影絵だけしか見たことがないので、影絵が世界の全てだと信じているのです。

ある時、囚人の一人が縄をほどかれて、背後にある火の光を見るように強制されます。彼はまぶしくて火の光を見ることに苦痛を覚えます。

この火の光の方が前より正しく物を見ていると言われても、彼は影絵の方を真実だと考えます。

しかし今度は彼を無理やり洞窟の外に引っ張り出し、太陽の光を見させようとします。囚人はまぶしさのあまり何も見えなかったのが、次第に慣れて太陽の光を見ることができるようになります。

そして洞窟の外にある自然の風景を見て、ここで人間は幸せな人生を送ることができるのだ、と感じたのです。

この囚人は仲間たちにも外の世界について教えようと、再び洞窟の中に戻ります。しかし仲間の囚人は、この囚人がおかしくなってしまったと笑いものにしました。

また無理やりに外の世界に連れ出そうとしようものなら、殺してでも阻止しようとします。外に出た囚人は、再び洞窟の中で、彼らの真の幸福を伝えるための行動をして暮らさなければなりませんでした。

これが「洞窟の比喩」の概要です。

※「洞窟の比喩」やプラトンのイデア論について詳しくはこちら

「洞窟の比喩」とプラトンのイデア論をわかりやく解説 - 実在の探求と哲学者
洞窟の比喩とは、古代ギリシャのプラトンが哲学とは何かを説明するのに用いたたとえ話で、プラトンのイデア論に深く関連していま...

「洞窟の比喩」から考える”目覚め”の重要な2つのポイントとは?

プラトンの「洞窟の比喩」を紹介しましたが、この物語の一部始終が”目覚める”という現象そのものである、と私は考えました。

「洞窟の比喩」を私たちに置き換えて考えると、どのように理解できるでしょうか。以下の図のようにまとめることができます。

”目覚める”こととは、洞窟の中から外へと次々に移動していくこと=視点が高くなる視野が広がることを意味しています。

そして①~③の3つの段階の人が存在し、①から③に至ることが”目覚める”ことであると考えます。ここでは①→②、②→③の2つのポイントに分けて解説していきましょう。

幻想に気付く(①→②)

「洞窟の比喩」では影絵を見て、それが真実だと信じている囚人たちが登場します。これが、①の目覚めていない人を指します。

影絵を真実だと思い込む人たちは、目で見えているものが世界のすべてである、と信じている人たちです。

しかし目に見えている影絵には実体は何もなく、幻想に過ぎません。この幻想こそ、私たちの社会では国・法律・制度・お金など社会を構成しているあらゆるものです。

この幻想こそ真実だと思っている人は、社会の中で枠にはまり、今ある社会構造に何の疑問も持たずに生きている人たち=目覚めていない人たちなのです。

「洞窟の比喩」では、壁の向こう側に行った時に、影絵が後ろで火を灯し、操り人形を使って作られていたものであると気付きます。

つまりこれまで見ていた世界が幻想に過ぎない、この世界にはカラクリがあったのだ、と言う気付きです。

これは②の幻想に気付いた人であり、目覚めの第1段階であると考えます。この人たちは今の社会構造がおかしなことに気付き、政治や表で起きているイベントがおかしい、と訴えかけるようになります。

ただし、まだこの段階では幻想の世界の外側に、真実の世界があることには気付いていません。そのため、社会のおかしさ・違和感ばかりが目につき、かえって不安な気持ちが募ることも多いでしょう。

真実の世界に気付く(②→③)

社会のおかしさ=幻想に気付くという、①→②が”目覚める”ことだと思っている人もいますが、実はまだその先があります。

「洞窟の比喩」では洞窟の外に出ると、太陽が輝き、自然豊かに溢れる真の世界を初めて見ることになります。これを③真実に気付いた人であり、これが第2段階の目覚めです。

第1段階の①→②までは、あくまで人間の作り出した社会のおかしさの気付きでしたが、③に至るとそもそも私たちが本当に生きている世界・宇宙とはいかなるものなのか、まで視野が広がります。

私たち人間が本来は地球の中で自然と共存し、自然のなすがままに、平和に暮らしていたはずでした。しかし人間が作り出した幻想(お金や国家など)をめぐり、争いが起き、苦しめられてきたのです。

私たちが現象世界において苦しめられてきた幻想から解放され、本当に平和で幸せに生きられる精神性こそ、真実の世界のはずなのです。

これこそが、より高次元の精神性に到達する、次元上昇(5次元の世界)を指しています。そしてその実現のために、旧世界の崩壊イベントやGESARA社会が起きる道のりをたどっているのです。

③の状態に到達すると、①の目覚めていない人たちに真実の世界を伝えても、笑いものにされるだけです。そして②の第1段階の人たちとも、実は微妙に話がかみ合わないのです。

しかし③の状態になると、幻想の世界(洞窟の中)で何が起きていても、真実の世界を知っているために、全く動じることがありません。

つまり表舞台で起きている政治イベントに一喜一憂することなく、人類が平和に過ごすための目的に沿って世界が動いているかどうか、だけにフォーカスすることができます。

さらには人間の心や魂など精神性の世界にこそ真実があると気付き、波動やエネルギーなど目に見えない世界に対しても注目するようになるのが③の人たちだと考えます。

まとめ

今回は”目覚める”と言う現象について、掘り下げて書いてみました。プラトンの「洞窟の比喩」を用いると、目覚めることは2つの重要なポイントがあることが分かりました。

  1. 幻想に気付く:社会の違和感に気付き、世界の裏側にはカラクリがあることを見抜く。
  2. 真実に気付く:私たちが生きている世界は、真に平和で幸せになるための世界であると見抜く。

次元の考え方を持ち出せば、3次元世界の嘘を見抜き、5次元世界へと進むことを指しています。

今起きている世界の崩壊イベントは、3次元世界の幻想が崩壊しているに過ぎず、それ自体にはもともと実体のないものでした。

崩壊イベントに動揺する人たちがいますが、まだそこに実体があると信じている証拠でしょう。本当に実体のあるものは何か、真実に気付くことで不安がなくなるのです。

今回書き切れませんでしたが、真実の世界の方が深淵な世界です。私たちの心や魂、精神性に関する世界であり、それを知ることの方が豊かな経験になります。

ぜひ”目覚める”ことの全体を理解していただき、新たな時代へと進んでいきたいと思います。

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