”次元が上昇する”とはどういうことなのか? – 視点の上昇とアクセスできる領域の広がり

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心・心理学

ココロノネットでは、一般には”スピリチュアル”で括られるような事象について、あくまで自然現象として解説を試みています。

これまであまり言語化されてこなかったと思われる波動目覚めなどのワードについて紹介してきました。

今回は「次元が上昇する」とはどういうことなのか?について書いてみました。なかなかイメージしづらいワードの1つですが、要素に分けて考えると十分理解できるものと考えています。

ここでは「視点の上昇」「アクセスできる領域の広がり」の2点から解説してみました。

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波動と次元上昇

最初に、よく言われる次元上昇の説明について、少し触れておきたいと思います。

次元が上昇する=周波数が上がるエネルギーが高くなる、であると一般的には言われています。次元の違いとはエネルギーの違いであり、次元上昇とエネルギーや仏教との関連は以下の通りです。

  1. 肉体(物質界、3次元)
  2. エーテル体(幽界、生命エネルギー、3.5次元、中有界)
  3. アストラル体(感情界、感情エネルギー、4次元)
  4. メンタル体(精神界、知性、5次元、人間道)
  5. コーザル体(原因界、6次元、声聞道)
  6. ブッディ体(悟り界、7次元、縁覚道)
  7. アートマ体(真我界、8次元、菩薩道)
  8. モナド体(唯一界、9次元、如来道)

満塩・安保(1995)多次元科学からみたヒトの構成と精神・死後世界, 高知大学黒潮圏研究所 所報, 9, 104-113.

従来言われてきたのは、3次元が肉体であり、3.5次元があの世とこの世の境目、それ以上があの世の話である、というものです。

仏教で言う”人間道”は5次元に存在し、肉体とは別に人間としてのエネルギーは本来5次元に位置すると言われます。

よく言われる”次元上昇”や”アセンション”は、3次元の肉体を持ったまま、人間本来の5次元のエネルギーまで上昇する、というものです。

本当は向こう側の世界のエネルギー状態に、肉体を持ったまま移行する、と言う点で画期的なことが起きるのではないか、と言われているのです。

しかしエネルギーの世界は、目に見えない話です。何が起きているのか実感が湧かないのが正直なところで、私たちの感じ取れる変化として何が起きているのか、について次で考えてみましょう。

以下では3次元から5次元へと上昇することを念頭に話を進めてみたいと思います。

波動・周波数とはどういうものなのか? – スピリチュアル・量子力学から見る波動の重要性

次元上昇の2つの要素

ここでは次元が上昇することについて、私たちが比較的意識しやすい2つのポイントから説明してみようと思います。

次元が上昇することは、以下の2つのポイントがあります。

  1. 視点の上昇
  2. アクセスできる領域の広がり

順に説明していきましょう。

視点の上昇 – ”目覚める”現象との一致

次元上昇の1つの要素は視点の上昇です。視点の上昇とは、視野が広がること、そして視点がより高い位置になる=俯瞰できることが次元上昇の重要な要素です。

たとえば自分の身の回りの家族・友人のいる世界、市や町、県、国、世界、地球…と視点が高く、広い視野になるほどに次元が高くなります。

ただし市や町から県くらいのレベルで視点が上がっても、3次元の範疇にあります。3次元から5次元まで視点が上昇するには、どのような視点の広がりが起きるのでしょうか。

これを理解するには、以前こちらの記事に書いたプラトンの「洞窟の比喩」がとても参考になります。「洞窟の比喩」は”目覚める”ことの比喩に使えますが、同時に5次元への次元上昇とほぼ同じことです。

「洞窟の比喩」で言えば、洞窟の中の住人が”目覚めていない人”=3次元の人たちです。影絵を見て生きていることは、現代ではテレビの中で起きていることが真実だと思っていることと同義です。

見えている世界が全てであり、それがどのように作られているかなど関心も寄せていないのが3次元の人たちです。

そして洞窟の影絵のカラクリに気付いた人たちは、1つ外側から世界を見ることができており、次元が1つ上がっていると言えます。

洞窟の中のカラクリに気付く視点=社会の構造の違和感と言うことができ、政治がおかしい・世の中の仕組みがおかしいと訴える人たちのいる地点です。

次元で言うと3次元から5次元に移行する中間くらいであり、洞窟と外の世界の境界くらいに立っており、まだ私たちが見えている世界の外側に何があるか、見えていない人たちです。

そして洞窟の比喩では、洞窟の外側に別の世界があることに気付くお話が出てきます。ここの視点が、”目覚めている”人であり、5次元の視点であると考えます。

先ほどの洞窟の境界付近にいる人たちとの違いは、見えている世界のカラクリが分かるだけでなく、さらにその外側に別の世界があることを感じ取っている、と言うことです。

外の世界とは、人間が作り出している”幻想”の仕組みとは異なり、自然界の法則性に沿った真実の世界のことです。その法則性とは、まさにエネルギーや波動にもとづく世界です。

そうした自然との共生が実現される世界こそ、GESARA発動後の世界であり、5次元の視点に立った人たちの世界なのです。

アクセスできる領域の広がり – 身体・頭脳・魂へ

次元の上昇について、”視点の上昇”は説明する上ではとても便利な考え方です。ただ視点の上昇は、抽象化とも言い換えることができ、抽象化の力は頭をどれだけ鍛えたかにかかってきます。

しかし次元の上昇は、頭の良さから来る抽象化の力だけが作用するものではありません。”視点の上昇”はあくまで説明のため、大事なことはどのように生きるか、行動・実践です。

そこで次元の上昇に関する、より実践的な捉え方として、「アクセスできる領域の広がり」を挙げることができます。

「アクセスできる領域の広がり」とは、私たちが、身体や心などどの領域を使って(感じ取って)生きているのか、その広がりを指します。

既にこちらの記事で詳しく書きましたが、3次元=身体、4次元=頭脳、5次元=へとアクセスできる領域が広がっていくのではないか、と考えています。

3次元は肉体の領域なので、身体の感覚が中心の世界です。これは肌感覚や直感なども含まれると考えられます。

直感と言うと高次元のもののイメージがありますが、いわば”動物的な勘”であり、高次元のスピリチュアル感覚とは別のものだと思っています。

直感は残念ながら外れることも多く、その感覚が自分の身体に閉じられたものであり、次元の低い領域のもののように感じています。

4次元はいわゆるピラミッド構造の上層部に位置する人たちの波動であり、頭脳が優位の世界だと考えます。

頭脳は論理的な思考や抽象化などをすることができ、”考える”ことで生きていく指針を見つけるのが4次元です。洞窟の比喩では、洞窟のカラクリを突破する理解力を持ち合わせている、と言えるでしょう。

そして5次元世界は、魂の領域にアクセスできることになります。魂から聞こえてくる声をキャッチすることで、自分にとって必要な情報がお知らせされるのです。

魂へとアクセスできる領域が広がることは、地球や宇宙など自然エネルギーを感じ取れる領域に入って行くことを意味します。

自分の身体は自分に閉じたものですが、魂は目に見えない様々なエネルギーと通じている領域だと考えます。それゆえ、自分にとって正確なお知らせが届くようになるのです。

そして魂の領域は目に見えない、自然界の法則性を感じ取って生きていきますので、先ほどの洞窟の比喩では、洞窟の外側の世界を感じ取ることができるのです。

なおアクセスできる領域の広がりについては、なかなか言葉で説明するのが難しいです。自分自身の体感として、「こういうことかな」と実体験を積み上げていくほかありません。

まとめ – 広大な世界は私たちの中にこそある

今回は”次元が上昇する”とはどのようなことなのか、「視点の上昇」「アクセスできる領域の広がり」と言う2つの観点から述べてみました。

最後に「視点の上昇」「アクセスできる領域の広がり」によって、次元が上昇していくと起きる自分自身の変化について触れておきたいと思います。

「視点の上昇」が進んでいくと、見えている世界のカラクリを俯瞰して見ることができるようになっていきます。

どんどん見えている世界が大きくなっていくのが分かりますが、ある時点を過ぎると、見えている世界は私たち自身が作り出している映像に過ぎない、という気づきがやってきます。

私たちが見ているのは、脳が映写機であり、目がスクリーンとなって見ているだけの映画に過ぎない、ということです。

5次元の領域に達するとはこうした気付きと連動しており、本当の世界はエネルギーや波動の世界であり、それらに形を与えて映像化しているのは私たち自身だと気付くのです。

そうなると、世界を変化させているのも私たち自身である、という気付きに至ります。

そして私たちの外に世界があると思っていたのが、私たちの中にこそ(魂に通じている)広大な世界があることが分かります。

このように私たちの外に世界がある、という3次元的な見方から、私たちの中にさらに広大な世界があるという5次元的な見方に変わるのは、かなりの大転換になるでしょう。

この変化について言葉で説明することは簡単ですが、大切なことは実感することです。自分自身の中で、確かな感覚として起こったときに次元が上がっている、と言えるでしょう。

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