”事実”と”真実”の違いについて図解してみよう – 真実を発信するとはどういうことか?

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心・心理学

以前の記事で、”事実”ではなく”真実”を見ていますか?という記事の中で、”事実”と”真実”の違いについて取り上げました。

その中では、事実は目に見える形での情報=3次元的な見方、真実は目に見えない、心の中にあるもの=5次元的な見方、という次元の違いとして解説しました。

今回は、”事実”と”真実”の違いについて、さらに深く理解するために、図を示しながら整理してみました。そして真実を発信する、とはどういうことなのか、改めて考えてみたいと思います。

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”事実”と”真実”の領域の違いを図解する

さっそくですが、事実と真実は何が違うのか、について上のように図示してみました。まずは図の見方から説明しましょう。

横に左から右に向かう矢印は時間軸で、左から過去、現在、未来です。そして縦に2つの領域を分けているのは、上が表世界、下が裏世界です。

表世界・裏世界について、表世界はごく一般の人(=羊さんたち)でも知っている今の社会のことで、裏世界はその裏側で動いている、一部の人しか知らない世界のことだと思ってください。

”事実”が存在する領域は、現在~過去の中の、かつ表世界の中だけである、と私は考えます。それ以外の領域に、”真実”が存在する可能性があります。

もう少し詳しく見るために、縦と横で4つの領域にA~Dの記号を振って、それぞれについて解説します。

まず現在より左側の過去の領域では、表世界のBだけに事実が存在しています。事実は起きた事象を取り扱うものだと考えれば、AやDなど未来において存在するとは考えられません。

過去の領域において、裏世界には事実とは異なると言う意味での、”真実”の領域が含まれています。

一方のAとDは時間軸において未来の領域で、ここに含まれる真実とは、”真実の可能性となるもの”が含まれていると考えてください。

後で詳しく述べますが、3次元世界の認識においては未来の真実は可能性であるとしか言えません。そして未来が現在、過去へと時間が進むと、それが事実と真実とに分岐していきます。

過去にある真実に比べると、未来にある真実はさらに掴みどころがないように思われますが、5次元思考においては、確かに未来の領域にも真実は存在すると考えます。

真実の発信者が伝えようとしていることを読み取ろう

事実と真実が、時間軸と表裏の世界の中で、どこに存在しているのか、という紹介をしました。

ここからは真実を発信するとは改めてどういうことなのか、先ほどの図のA~Dの領域と対応させながら考えてみたいと思います。

具体的には未来・過去に関する真実の発信に分け、具体例も示しつつ解説していきます。

ここで事実と真実の違いをしっかり理解すれば、真実の発信をどのように捉えれば良いのか、分かってくるのではないかと考えています。

過去の”真実”発信 – 書き換えられた”事実”

まずは分かりやすい方から、過去の真実の発信に関してです。過去の領域(図のBとC)においてしか、事実と真実の違いがないことを示しました。

過去の内容に関して真実を発信するということは、表に出ている事実とは異なる、裏の真実を明らかにする、ということになります。

事実とは、簡単に言えば、誰が見てもその通りだと分かる文書など記録された形で公表された情報です。

3次元世界ではこうした情報には”客観性”があるので信用できるとされていますが、実は”客観性”こそ3次元世界の落とし穴です。

客観性が厳格に守られるのであれば問題ないですが、事実の捏造が起きてしまうように、人間が作り出している”客観性”は幻想に過ぎないからこそ、簡単に壊れてしまうものなのです。

つまり権威のあるとことが「客観性がある」と言ってしまえば、それが”事実”となり、”真実”は裏世界に隠されてしまいます。これが事実の書き換えと言う現象です。

たとえば健康に関することで言えば、塩が健康に良いはずだったのが、精製塩が作られ、減塩を勧めるようになった、という話は、まさに”事実”が作られ、”真実”は隠されたということでしょう。

このような事実の書き換えに対して、真実はこうだ!と暴くのが、真実の発信者の1つの役割と言えます。

過去については、事実という形があるものに対して、それとは異なる”事実”=真実が形として存在するため、3次元思考の人にも伝わりやすいものです。

とは言え、事実と真実をごちゃまぜにして考えると、事実の真偽を確認するという3次元世界の手法を、真実の探求においても流用しようとする勘違いが起きやすくなります。

以前の記事でも述べた通り、真実は5次元的な見方を用いなければ、最終的には見抜けません。

過去の出来事は事実と真実の意味的重なりが大きいため、「本当ですか?」と事実確認したがるコメントが増えてしまうのです。

未来の”真実”発信 – 未来の予想に「本当ですか?」はあり得ない

過去の真実発信に比べて、より高度な感覚を要するのが、未来についての真実発信です。

たとえば「これからGESARAが発動する」という未来の出来事も、真実として発信していますが、それが可能です。

図解の部分でも書いた通り、未来における”真実”とは、可能性の世界でしかないと言う点を忘れてはいけません。

少し難しい話になりますが、5次元世界では時空を飛び越えて真実が存在しますが、3次元の認識方法では、未来について現前に真実があると言う状態は作り難いのです。

(起きていない出来事が事実の訳がない、という一見当たり前のことは3次元世界だからそうなのです)

ですので、私たちは5次元的な感覚=直感で見抜く方法か、あるいは3~4次元の方法では、過去からの情報をもとに推測する、ということでしか、未来の真実は見抜けません。

ですので、未来のことを発信しているのに、「本当ですか?」と事実確認をしようとする人が、いかにトンチンカンなことを言っているかお分かりいただけるでしょう。

そして「デマだ」とか「全然当たらない」など、まるで真実の発信者を占い師か預言者だとでも思っているような発言をしている人も見かけます。

これも未来における真実について、十分理解できていない人の発言です。

なぜなら、その人たちの頭の中では、図のAにある未来の真実が、Bの現在~過去における事実になるパターンしか考えていないからです。

Aにあったはずが、Cに移行してしまい、裏世界に真実が隠されてしまう、ということだってあり得ます。その場合は、Bには真実と異なる事実が立ち現れます。

あるいはBの事実になったと思っても、真実はまだAやDの領域に一部分が残されたままだった、と言うことだってあるでしょう。全てが一気に明らかになるとも限りません。

このように、未来にある真実は全て可能性の中にあり、その可能性が少しずつ結び付いて、1つずつの現象となって起きてくる、と考えるのが良いでしょう。

3次元世界ではそれらが1つの分かりやすい事象(=事実)として起きるのではなく、真実はいくつもの事実に分散して起きることもあるので、もっと高次の見方から真実を見抜く必要があるのです。

まとめ – 真実は主観がなければ存在しない

ここまで事実と真実の違いについて、時間軸や表と裏の世界を分けながら、どこに存在するのか書いてみました。

事実が過去の表世界にしかないことが分かりましたが、まとめると客観性にもとづく情報のことを指しています。

3次元世界では客観性にもとづいて情報を読み解くことが正しい、と教えられてきましたが、それこそが真実から遠ざけられています。

真実が存在するのは過去の裏世界、あるいは未来において存在するものだと書きました。つまりはいずれも目に見えないものであり、客観性にもとづいて理解することはできないものです。

真実は客観性の逆、主観の世界に存在するものだ、と言えます。主観は揺らぐもの、というイメージがありますが、主観こそ自分の中に絶対的に存在する領域です。

自分の外にある物こそ幻想=おとぎ話の世界ですので、自分の中にある軸で真実は見抜くものです。

そして誰しもが心の中にある軸を用いて、真実を見抜けば、同じ答えになる、というのが5次元の世界です。それは誰しもが争うことなく、自然のままにすべてが流れていく世界です。

客観性にもとづく”事実”の世界から、主観による”真実”の世界へ、それが5次元世界に向かうための目覚めのステップです。

情報の掴み方、真実との向き合い方をこれからも考えていけたらと思います。

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