子どもの頃、「なぜ勉強しないといけないのか」と考えたことはないでしょうか。学校では勉強を教えますが、なぜ勉強するのか、と言う問いには答えてくれません。
大人になった今も、「あの勉強には何の意味があったのか」と思うかもしれません。
エネルギーや波動の考え方にもとづけば、勉強には大きく2つの意味があり、1つは私たちを押し込めておくため、1つは私たちの心を開放するための意味があります。
残念ながら後者は学校では教えてくれない隠されてきた意味と言っても良いでしょう。今回の記事では学校では教えてくれない勉強の意味について、波動の観点から考えたいと思います。
勉強する理由① – 情報処理力を高めてエラーをなくすこと
まずは勉強をする”表向きの”意味です。学校で教えられる勉強の表向きの意味は、的確な情報処理・論理的な思考を身に着けるためだと言えます。
私たち人間が物事を考える時、何の手段もなければ動物的な勘や直感に頼るほかありません。たとえば今日1日何をして過ごすか、本能のままに眠いので寝て過ごすこともできます。
しかし片づけなければならない仕事や家事があれば、時間を計算しながら、優先順位を立てて、間違いが起きないようにテキパキ予定を片付けていくことになります。
1日の予定を考えるには、計算や順序だてなど論理的な思考や用事を的確にこなす情報処理の力が求められます。
勉強することは、基本的には頭を鍛えることであり、人間が直感や勘だけに頼らず、頭を使って生きていくことが必要だ、と言う価値観にもとづきます。
この価値観は、直感が外れることも多々あるため、エラーが起きないように的確な情報処理を求めることを推奨します。
しかし果たしてこうした能力を身に着けることが、人間本来のあり方に沿っているかと言うと、そうではありません。
次元・波動・エネルギーの考え方を用いると、地球は本来5次元のエネルギーの世界なのですが、肉体を持つ人間は動物的な勘=3次元のエネルギーで生きることになります。
エネルギー的には人間も5次元のエネルギーに上昇したいはずのところ、今の社会は3次元の世界に押し込めようとするものになっています。
そもそも学校と言う機関が、人間を3次元に当てはめようと教育する場所になっています。社会の歯車として生きるため、時間通りに行動する、労働と余暇の生活習慣を身に着けさせようとします。
一方で学校で教える情報処理・論理的な思考は、4次元に由来する頭脳主体のエネルギーであると考えます。3次元から4次元まで引き上げようとするのが、学校で教える勉強のあり方です。
エネルギー的に見れば、学校教育は3次元に落とし込めながら、無理やり4次元に引き上げようとする、かなりちぐはぐなものです。
たとえば、4次元的な考え方で行けば効率的な方法で計算するのが1番なので、小学校でも方程式を知っていれば使うと簡単に解ける算数の文章題があります。
しかし小学校では「まだ習っていないから使えない」という3次元的な枠に当てはめようとします。こういったところに学校教育の変なところがあります。
そして4次元の世界はピラミッド構造で、能力の高いものが上に行く競争の世界です。3次元の狭い枠に閉じ込めつつ、ピラミッドで戦わせようとする、これが学校から社会へのレールです。
※子どもから大人への発達は、5次元から3次元へのダウングレード? – 大人の知恵+子どもの心を持とう
勉強する理由② – 目に見えない世界について共有すること
しかし真に勉強する理由は、3次元に押し込め、ピラミッド構造で争わせるためではありません。
真の意味は、3次元の肉体を持つ私たちが、5次元(それ以上)からのメッセージを受け取るためだと考えます。
高次元からのメッセージと書くと仰々しいですが、「目に見えない世界」をいかに想像し、感じ取るかということです。
なぜ勉強と目に見えない世界が関係するのかと思うかもしれません。
しかし自然の法則性を学ぶ科学や物理・数学、概念や言語を学ぶ国語・外国語など、目に見えないものを想像する力を養うのが、勉強の最も重要なポイントとも言えます。
目に見えない世界は、抽象的な概念から、さらには高次元の領域にあるエネルギーの世界を感じ取るところまで広がっています。
もちろん勉強などしなくても、自らの感覚を磨くことで、エネルギーや魂の声を感じ取ることはできます。しかし3次元世界でそれを誰かと共有したり、説明したりするには勉強が役立ちます。
そして高次元からのメッセージは、私たち自身の魂を通じて聞こえてくるもので、どうやって生きていくのか、その指針を教えてくれるものです。
どうしても私たちがその感覚を腹に落とし込むためには、俯瞰して理解する部分が必要になり、高次元と3次元の世界の橋渡しをする上で、頭を鍛える=勉強の成果が問われるのです。
これは自らの心の課題を解決し、心を軽くする=波動を上げること、また誰かの心を軽くするために話を聴くなどにおいても、頭を鍛えた人の方が得意になります。
このような意味での”勉強”は学校では教えてくれません。なぜなら波動を高めて、4次元のピラミッド構造の世界を超え、真に自由で平和な5次元波動の人が増えては、支配層が困るためです。
さらに座学で教室に閉じこもって勉強するだけではなく、むしろ外に出て自分自身の経験と、経験の振り返りの中でこそ、真に”勉強”ができるように思います。
※真に”賢い”人の特徴とは何か? – 目に見えない世界と賢さの関係
まとめ
頭を鍛える理由は大きく分けて2つ、1つは情報処理力を高めること。3次元の動物的な直感で生じるエラーを少なくするためで、学校教育で叩き込まれるのはこちら、もう1つは高次元(目に見えない世界全般)の感覚を3次元世界の言語として橋渡しすること。こちらは学校では教えてくれません。
— よっしー(ありすママファミリー) (@ych369) June 4, 2024
今回は勉強をする理由について、学校教育で行われている情報処理や論理的な思考の側面、学校教育では教えてくれない高次元との橋渡しをする側面について書きました。
このように考えると、学校で私たちが勉強したことも、使いようによっては活用できるということです。
ピラミッド構造の中で誰かに勝つために、鍛えた頭を使っても、空しい競争の中ですり減るばかりです。
自分の外にあるものとの戦いではなく、自分の内側から聞こえる声を聴くため、目に見えない世界を想像するために頭を使うことで、心が豊かになっていきます。
その結果、波動がどんどん上がり、ますます世界が美しく見えるような循環に入っていきます。こうした勉強の真の目的は、支配層が隠したいものでした。
しかし今後の世界では、真の意味での勉強や教育が明らかになっていくでしょう。波動を高めることが、私たちにできる世界をより良くしていく方法なのです。
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