“波動”という言葉をよくこのブログで使っています。何気なく使っていますが、イメージしづらいという人もいるのではないでしょうか。
物凄く簡単に言ってしまえば、魂の状態を表す言葉であり、波動の感覚を掴むことが5次元世界において重要なことになります。
目に見えない波動をいかに感じるかについて、今回は言葉を用いたコミュニケーションに注目します。
実は言葉を使ったやり取りにおいても、波動が上がったり下がったりします。今回は波動の上がる・下がるコミュニケーションを紹介してみましょう。
波動と重さ
波動が上下する感覚とはどのようなものでしょうか。イメージしやすいのは、波動が上がる=軽くなる、波動が下がる=重くなる、という感覚です。
波動が高くなると、どんどん気持ちが軽くなり、文字通り、身体も軽くなってスキップしたくなるような感覚になります。
逆に波動が下がれば、気分は重く沈み込み、そこから身動きが取れなくなるような、重たい感覚になるのではないでしょうか。
このような波動の変化は、日常生活のちょっとした出来事においても起きています。中でも誰かに言われた言葉、やり取りは影響を与えやすいものと言えるでしょう。
波動が上がる=軽くなるコミュニケーションとは?
波動の上がるコミュニケーションとは、“軽くなる”コミュニケーションです。軽くなるものは様々であり、身体・脳・魂あらゆる面で軽くなることを言います。
特に重くしている原因は、ネガティブな思考や執着などですので、それらを減らしてくれたり、視点を変えたり、といったコミュニケーションとなります。
そうしたコミュニケーションはお互いが喜び合うやり取りになるはずです。いくつか具体的に見てみましょう。
共感する
共感することは、基本的にまず相手の話をしっかりと聴くところから始まります。そして否定することなく、相手の話を受け止める、というのが共感です。
共感してほしい人は、何かしらネガティブな気持ちであったり、つらいことを抱えている状態で、波動が下がって重いものがのしかかっています。
共感は重くのしかかっているものを、2人で半分こにして分け合う感覚です。そうすることで軽くなって、全体の波動が高くなるのです。
共感は心を軽くする、というのは、臨床心理学のオーソドックスな手法と言っても良いかもしれません。
分かりやすく説明する
頭の中で整理がつかずに混乱している状態も、頭の中がぐちゃぐちゃで”重くなる”ので、波動が下がっています。
こうした状態の人に、分かりやすく物事を説明する、ということも波動を上げるコミュニケーションになります。
波動を上げるというと、温かな情緒的なコミュニケーションをイメージするかもしれませんが、理屈を組み立てる、ということも波動を上げることがあるのです。
ただし相手が求めていない理屈を語り続けてしまうと、相手の中に理屈が重くのしかかり、逆に波動を下げます。
大切なことは、相手が混乱して困っている内容を解きほぐすような説明、ということです。
言いにくいことを代わりに言う
さらに波動を上げる=ポジティブなことを言う、だと思っている人がいるかもしれません。しかし”軽くする”コミュニケーションでは、言いにくいことを代わりに言う、というのもあります。
時々発信者の中にも、口は悪いけれど、なかなかズバッと人が言えないことを発信して、気持ちが軽くなった、ということはないでしょうか。
ネガティブな部分は発信する側が請け負い、受け手の腹の中にある言いにくいことを、表に出すので軽くなるのです。
言葉そのものはネガティブだったとしても、コミュニケーションとしては心が軽くなることは十分にあり得ます。
相手を後押しする・励ます
これはイメージしやすいかもしれませんが、相手を励まし、後押しするようなコミュニケーションは波動を高めます。
波動は流れがあるものと思ってください。良い流れが滞りなく進んでいる状態は、波動が高い状態で、それを無理やり堰き止めるような動きは波動を下げます。
ですので、逆に流れを無理やり止めるような「水を差す」行為は波動を下げて、空気を重くします。
「それ良いね!」と良い流れを見つけて、さらに後押しすれば、さらにその人は軽くなり、全体の波動が上がることでしょう。
波動が下がる=重くなるコミュニケーションとは?
ここまで述べてきた波動を上げる=軽くする、コミュニケーションとは逆に、波動の下がるコミュニケーションも書いておきましょう。
相手が要らないものを抱えている時、それを取り去ってくれる=軽くする、のが波動の上がるコミュニケーションでした。
その逆に、相手にとって不要なものを押し付け、その人の上に積み上げて”重くする”のが、波動の下がるコミュニケーションです。
相手が要らないもの、とは、たいてい独りよがりで自分だけが喜んで、相手は喜べないもののことが多いです。具体的にいくつかのコミュニケーションを見てみましょう。
正論を言う
正しいことを言うのは一見良いことのように思いますが、正論を言うことは、波動を下げることが多いように思われます。
なぜなら、正論を言いたくなるような状況では、たいてい相手はその正論は既に自分で分かっていることが多いからです。
正論は分かってはいるけれど、心の問題で先に進めなくなっているために、より良い選択が選べなくなっています。分かっていることを言われると、人は重い気持ちになってしまいます。
正論を言うのは実は簡単なことで、それを分かった上で「共感する」「後押しする」などのコミュニケーションができる人が達人だと思います。
自分の思いを一方的にぶちまける
正論などの”理屈”も相手に重くのしかかりますが、”感情”もまた重くのしかかるものです。自分の思いを一方的にぶちまける、ことも波動の下がるコミュニケーションです。
これは「きちんと自分の思いを相手に伝える」というのとは違います。相手にも思いがあり、自分にも思いがある、という対等な関係のコミュニケーションであれば、一方が重くなることはありません。
しかし自分の気持ちだけを分かってほしい、と相手にぶつければ、相手だけが一方的に重くなってしまいます。
理屈をぶつけられることに比べると、感情をぶつけられる方がダメージが大きいです。
マウントを取る
マウントを取る、とは会話の中で自分が相手より優位な立場をとることを指します。コミュニケーションを自分に有利に進めるために取ってしまう戦略の1つと考えられます。
マウントを取られた側は、相手にのしかかられて支配されたような気持ちになり、重くなる=波動が下がることになります。
しかもマウント取りの心理は、不安だからこそ相手より優位な立場を示そうとするものです。不安な気持ちが相手に伝播し、さらに重く波動の下がるコミュニケーションなのです。
悪意のある言葉を言う
悪意を相手にぶつけることも、もちろん波動の下がるコミュニケーションです。喧嘩のような形でなくても、いわゆる”難癖”のような言葉も悪意のある言葉です。
わざわざ口にしなくても良いことを言う、揚げ足を取る、なども悪意のあるコミュニケーションの例です。基本的には自分だけスカッとして、相手を重くさせるようなコミュニケーションです。
しかしスカッとしているように見えて、自分も結局重くなっていることを自覚する必要があるでしょう。相手の波動を下げれば、自分も波動が下がっているのは当然のことです。
まとめ – コミュニケーションに愛があるかどうか?
今回は言葉を使ったコミュニケーションから、波動を上げる・下げるコミュニケーションについて考えてみました。
気持ちや考えが軽くなる・重くなる、と考えると、波動について理解しやすいのではないか、と思います。では軽くなる・重くなるコミュニケーションを分けるものは何でしょうか?
結局のところ、コミュニケーションに愛があるかどうか、の違いのように思います。愛がある、とは自分も相手も喜ぶことであり、相手の立場に立てることでしょう。
相手の気持ちや考えを軽くすることを意識すれば、自然と自分自身も軽くなります。そうした循環を意識すれば、波動は自然と高くなっていきます。
逆に相手を重くすれば、自分自身も重くなり、全体が沈んでいくように波動が下がっていくのです。
この法則性を体感できれば、波動の高くなるコミュニケーションが自然と実践できるのではないでしょうか。ぜひ身近なコミュニケーションの中で波動を感じ取ってみてください。
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