アメリカではあまり聴き慣れない「テイク・イット・ダウン法」という法律が可決されました。
この法律は、子どもの性的虐待から守るための法律であり、ネット上にあるAIによるポルノなど、合意のない親密な画像による虐待の被害者を保護するためのものです。
一方では表現の自由や違法かどうか確認せずに削除してしまうのではないか、という批判が出ています。
ただこの「テイク・イット・ダウン法」は新世界の法律なのではないか?と考えています。新たな世界の枠組みや価値観で捉えることが重要になりそうです。
今回は「テイク・イット・ダウン法」について、新世界の法律であると捉えて、その意義について書いてみました。
ネット上の性的虐待から子どもを守る「テイク・イット・ダウン法」
アメリカのトランプ大統領は、5月19日(現地時間)に「テイク・イット・ダウン法(Take It Down Act)」に署名しました。
4月に米下院で可決したこの法案は、AI生成のディープフェイク・ポルノやリベンジ・ポルノを犯罪化するものです。
現実のものであれコンピューターで作成されたものであれ、合意のない性的搾取画像の拡散に対処するためのものです。
投稿の削除を義務化し、米連邦取引委員会(FTC)の監督下で企業に対して画像や動画の削除を要請するシステムを構築するよう指示するとのことです。
苦情を受けてから48時間以内に削除するという規定も盛り込まれています。
※ITmedia NEWS:トランプ米大統領、ディープフェイク画像削除を義務化する「Take It Down Act」に署名

この法案の可決については、メラニア・トランプ大統領夫人が「最優先事項」と捉えていたことがXで投稿されていました。
PASSED: Take It Down Act
— First Lady Melania Trump (@FLOTUS) April 28, 2025
Advancing this legislation has been a key focus since I returned to my role as First Lady this past January. I am honored to have contributed to guiding it through Congress.
By safeguarding children from hurtful online behavior today, we take a vital… https://t.co/1DfwrdUhIQ
また法律の座談会を先導しており、「すべての若者は、搾取や危害の脅威が迫り来ることなく、自由に自己表現できる安全なオンライン空間を持つ資格があります」と述べました。
メラニア・トランプ大統領夫人によるオンライン保護とテイク・イット・ダウン法に関する座談会の読み上げ…
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) March 5, 2025
法案に署名する時の様子が、ホワイトハウスのYouTubeにアップされています。
「テイク・イット・ダウン法」は新世界の法律!?

「テイク・イット・ダウン法」はネット社会が浸透し、さらにAI技術の進歩によって生まれた現代的な問題に対処するための法律と言えるでしょう。
”現代的な”と言うより、もはや新世界の法律なのではないか、と私は考えます。
それは「テイク・イット・ダウン法」に対する批判意見を見ることで、よく分かるように思います。
「テイク・イット・ダウン法」への批判としては、「意図しない検閲を招く」というものがあります。
電子フロンティア財団(EFF)は削除規定が「法案の他の条項で規定されている非合意の親密な画像という限定的な定義よりもはるかに広範なコンテンツカテゴリーに適用される」ことに懸念を表明しました。
また48時間以内に削除するという規定は、プラットフォームがコンテンツが実際に違法かどうか確認せずに削除する可能性があるとしています。
※Gigazine:オンライン安全法案「テイク・イット・ダウン法」は適用範囲が広すぎて意図しない検閲を招く可能性があるとの指摘

こうしたディープフェイクやAIによって生成された画像をいかに見抜くか、という話題は昨今話題になっていることです。
規制すべきか、と言う議論が日本でもよく話題になりますが、いまだ決めあぐねている様子です。
しかし旧来の世界のように、”真偽”をめぐって、どこかが正しいお墨付きを出す、というようなやり方は、もう通用しない世界になってきました。
そもそも”お墨付き”を出す機関自体が、非常に偏った意見によって誘導を行っています。
正しいかどうかより、合意のない性的搾取画像の拡散が善か悪か、と言った観点に移って行くように思われます。
悪が暴かれ、善いことが進みやすくなるのが新たな世界です。
今回の「テイク・イット・ダウン法」は新たな世界にこそ必要になって来る法律かもしれません。
そして私たち自身も真に善い生き方=波動の高い生き方が求められていると言えるでしょう。
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