これまでの世界では、社会的に成功した人、結婚して家庭を持っている人などが、”立派”や”偉い”とされてきました。
「いつ結婚するのか」「ちゃんとした仕事に就け」などとよく親から言われたという話を聴きますが、まさしく旧世界の価値観と言えるでしょう。
もちろん、その人のやったこと(実績)を否定する意味合いは一切ありません。
しかし社会的成功や結婚だけを価値あるものと規定するのは社会の問題であり、それに当てはまらない人間=適合しない人間を排除する仕組みがおかしなものなのです。
旧世界から新世界に移行すると、そうした排除が起こらない世界を目指していくものと考えます。今回は既存の制度の”幻想”と、新世界の考え方について書いてみました。
結婚制度は社会が決めた”幻想”
人間が勝手に決めた制度を、私は”幻想”と呼んでいます。それは本来実体のないものであり、その制度や法則性に則って生きる理由は、根本的にはないものです。
そうした幻想の最たるものに、結婚制度があると考えています。結婚制度がいかに幻想であるか、以下の記事が産経新聞にアップされていたものが目に留まりました。
※結婚の「世界線」 695年後、子供は1人に 皆婚、難婚、そして無婚…時計の針戻せるか
今や結婚をする人が少なくなり、「生涯未婚率、男性は28%」「皆婚社会から難婚社会、無婚社会へ」「誰かと生活望むも…経済上の不安」など不安げなタイトルが並びます。
しかし、結婚制度やそれに関連する社会制度に合わせるから、男女が一緒になる、という本質的なことが達成できなくなっている、ということなのです。
本来は「一緒にいたいから結婚する」はずが、結婚という制度に合わせられないから結婚しない、という話で、全く本末転倒になっています。
対策するとすれば、現今の結婚制度に人を合わせるのではなく、結婚制度自体の見直し・撤廃など、大きな価値観の転換が必要と言うところに来ているのでしょう。
もちろん子孫を残していくことは大事であるとしても、それを結婚を経由しなければできない、ということが幻想なのであり、いかに社会が決めた幻想に人は縛られて生きているか、ということです。
このニュースを嘆かわしいととるか、社会の幻想が人の生き方に当てはまらなくなっているだけ、と見るかで世界の見え方が変わると言えます。
新世界は”偉い”人になる必要はない!?
例えば結婚制度がなくなるとか、ピラミッド型の社会構造がなくなるとかすれば、今までそれが達成されること=偉い、と言う価値観自体もなくなります。人間が作り出した社会制度が幻想に過ぎないと言う視点に立つことも目覚めの重要なポイントです。
— よっしー(ありすママファミリー) (@ych369) January 2, 2025
ではなぜこのように結婚制度に縛られた生き方をわざわざ選ぶのでしょうか。それは社会的に結婚することが”望ましい”とされる価値観があるからです。
それは結婚にとどまらず、社会的に成功すること(地位・名声を得ること)が望ましい、さらには偉い人物であると言う価値観があります。
これらも全て幻想にあたる訳ですが、旧世界(3次元の世界)では「~であれば安心」という安心の手に入れ方をするので、このような価値観が生まれます。
しかし”偉い”とするもの、価値が高いものを社会的に決定すると、それに合わせてピラミッド構造ができてしまうのが旧世界でした。
ピラミッドの上に行けた人はまだ幸せですが、下にいる人たちは勝手に不幸せと規定されてしまうのです。
しかし新世界ではこうしたピラミッド構造をなくすため、社会的成功や結婚などによって、幸せかどうかが決められることがなくなるものと考えます。
つまり、社会的に”偉い人”というのは不要な考え方になります。代わって、大事になるのは「お互いがなくてはならない存在」であると言う考え方です。
新世界は感謝が循環する世界なので、お互いがお互いを助け合い、循環を生むためには「誰しもがかけがえのない存在」として等しく存在することになります。
このように、これまで当たり前だと思ってきた価値観を俯瞰してみることも、目覚めの重要な要素と言えます。
実は私たちの社会は「私たちが生きやすくなるようには作られていない」と言うことに気付くことが大切です。
そして私たち自身が心地好い状態とは何か、自分自身を見つめれば、自ずとどんな社会にしたいかも見えてくるのです。
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