経済の大転換が静かに、確実に進んでいることが窺えるニュースが増えてきました。
もちろん新たに構築されていく通貨のあり方なども注目のニュースですが、旧世界の崩壊もまた顕著になっています。
今回注目したのは、三菱UFJ銀行で待遇改善に力を入れている、というものです。色々な解釈のできるニュースですが、銀行が生き残りをかけて悪あがきをしている、と見ています。
この記事では、銀行が生き残りをかけて頑張らなければいけない理由について、新世界における通貨革命に注目して書いてみました。
三菱UFJ銀行での待遇改善が意味するところは?
三菱UFJ銀行が人材確保のために、待遇改善を行うと言うニュースが出てきました。主に以下のような改善を行うとしています。
- 55歳を機に一斉に給与を引き下げる制度を廃止
- 若手行員の大幅な賃上げ(給与を平均3%超引き上げ)
- 大卒の初任給を30万円に引き上げ
1.については行員の半数程度が50歳代前半に関連会社や取引先に役員待遇などで出向し、銀行に残る場合は、仕事量を減らして、54歳以前より低い給料で働く必要がありました。
※読売新聞オンライン:三菱UFJ銀、55歳の「給与一斉引き下げ」廃止へ…定年も65歳に延長し人材確保

現在、銀行の業務はデジタル化で人手のかかる仕事は減っているとのことです。
一方で経験豊富なシニア世代に残ってもらい、若手も優秀な人材確保に努める方針のようです。
ここまで待遇改善をしなければいけないのは、銀行そのものが生き残りをかけて悪あがきをしなければ、なくなってしまう未来が見えるからに思えます。
逆に言うと、悪あがきをしても銀行はどんどん縮小する世界へと変化しているのです。悪あがきするしかないほど、その変化が顕著になっているとも言えるでしょう。
これからやって来る通貨革命

銀行がこれほど生き残りに必死になっているのは、通貨革命が起きるからである、と言うのは、既にココロノネットでも書いてきた通りです。
その革命とは、以下の記事に書かれているように、2030年までにすべての通貨がステーブルコインになる、というものです。
これまで円やドル、と言っていたものが、全てブロックチェーン上に乗っかるようになる、とテザー共同創業者のリーブ・コリンズ氏は語っています。
※コインテレグラフジャパン:「2030年までにすべての通貨がステーブルコインになる」 テザー共同創業者リーブ・コリンズ氏
送金において明らかに利便性の高いステーブルコインが、従来の送金システムを凌駕する事は目に見えています。
伝統的な金融機関=銀行は戦々恐々としているのは当然のことなのです。
また自国の通貨が安定しない地域においては、安全な資産としてステーブルコインが使われるようになってきています。
こうした動きは、ますます銀行からステーブルコインのウォレットへと預金を移す人が増えることに繋がるだろう、と見立てています。
※ロイター:ステーブルコイン、今後3年に新興国から1兆ドル流入の可能性

これまでの銀行は中央集権的なシステムだったのが、ステーブルコインは分散型台帳による不正のできないシステムに変わることを意味しています。
銀行こそ不正の温床だったと言っても良いでしょう。銀行の役割が少なくなることは、より不正の少ない世界へと変化していくことでもあります。
ステーブルコインへの移行は、ごく自然な形で行われていくと思います。ただその裏側には、不正を排するという意味があることを知れば、積極的に取り入れたいと思えてきます。
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