SNSへの自由度がその国の目覚めへの可能性を高める!? – SNSによくある情報のタイプとは

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心・心理学

SNSは私たちの日常コミュニケーション以外にも、情報発信ツールとしてその勢いを増しています。各国での選挙にSNSの力が大きく影響している事例が多くなってきました

一方でオールドメディアや国はSNSを脅威と感じているのか、誹謗中傷などを根拠にSNSを取り締まろうとしているようです。

どうやら今後、SNSの情報をいかに見ていくかが目覚めを考える上でも重要に思われます。

今回は最近出てきたSNSの規制と選挙に関する話題を取り上げつつ、後半ではSNSでよく出てくる情報をタイプに分けて考えてみることにしました。

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SNSの規制と選挙への影響、SNSは目覚めの可能性を高める!?

最近はSNSによる発信で情報を得ている、という人たちが増えた結果、選挙の動向にも大きく影響を与えるようになっています。

その結果、これまでには起こり得なかった、主要メディアが推してきた政治家ではない人物が当選したりと、どんでん返しが起こっています。

最もその影響が大きかったのは11月5日のアメリカ大統領選でした。CNNのニュースでも、SNSのインフルエンサーから情報を得ると言う人が多くなっていることを報じました。

「ニュースはSNSインフルエンサーから」 米国の若者の40%、右派が多数
米国でSNSインフルエンサーをニュース情報源とする若者が増えている。インフルエンサーは大半が男性で、右寄りの傾向があるこ...

「トランプ・ハリスが拮抗している」などと大嘘ばかり言っていたので、当然と言えば当然ですが、明らかに流れが変わってきているのが分かります。

日本では兵庫県知事選でSNSを駆使した斎藤元彦知事が異例の再選を果たしました。この選挙もSNSの影響が大きく出て、決して優勢と報じられていなかった斎藤氏が当選しました。

斎藤知事再選で「SNSに負けた」はメディアの言い訳、自主規制でがんじがらめの報道が信頼を取り戻すには
兵庫県知事選で斎藤知事が再選したことは驚いたが、「メディアがSNSに負けた」と驚くメディアの人たちが多いのには、もっと驚...

その後はSNS戦略を行った県内の広報・PR会社『merchu』の話でゴタゴタしているようです。

これも真相はよく分からないですが、主要メディア側はSNS発信を叩くチャンスと見て、不自然に報道を増やしている印象はぬぐえません。

さらにはルーマニアの大統領選でも、泡沫候補とさえ言われていたカリン・ジョルジェスク氏がTikTokを活用して、約23%の票を獲得し、第1位として決選投票に進みました。

【解説】ルーマニア大統領選は激動の「SNS選挙」時代の本格始動か | 真の民意の反映、それとも…
衝撃の結果11月24日におこなわれたルーマニアの大統領選挙。24日深夜から25日未明にかけてテレビの開票速報番組に出演し...

事前の世論調査で最有力とされていた現職首相は3位で、決選投票にも進めなかったのです。

カリン・ジョルジェスク氏はウクライナへの支援の停止、EUやNATOからの脱退を主張、新型コロナウイルスは存在しない、と言った”目覚めている”人とも思われます。

こうした”目覚めた”人たちこそ、主要メディアではなくSNSを活用して情報を得ているようです。

SNSの力が強まっている中、別の文脈ではありますが、オーストラリアでは16歳未満のSNS利用禁止案が可決されたと言うニュースが入ってきました。

オーストラリア、16歳未満のSNS禁止法案成立へ…X・インスタ・TikTokなど対象
【読売新聞】 【ジャカルタ=作田総輝】オーストラリア議会上院は28日、16歳未満のSNS利用を禁じる法案を賛成多数で可決...

XやTikTok、Instagram、Facebookなどが対象で、アカウントなしで閲覧できるYouTubeやメッセージアプリ等の一部は規制が見送られたようです。

いじめの温床になるなどの理由で規制されるようですが、どことなくSNS規制の方向に持って行きたい意図も感じるところです。

子どもの発達への影響という文脈は別にあるとしても、大人がこれだけSNSを活用して情報を得るような社会において、SNSを規制された子どもたちが将来どうなっていくのか気になります。

SNSにある情報のタイプと重要な情報とは?

新聞やテレビなどの主要メディアとSNSの情報の違いは何かと言えば、情報のバリエーションの違いだと思っています。

SNSやネットは確かな情報ではない、というのがオールドメディアのお決まりの言い方です。主要メディアは人の目を通しているから安心と言ってきましたが、全く安心できないのが明らかです。

人の目=特定の企業なりにより、伝えたいことを伝えるための選別が行われているだけでした。

その点でSNSにある情報は、もっと生の情報に溢れており、玉石混交とも言えます。そのため、受け手がしっかりと見極める必要があるのです。

主要メディアが主張したいのは、主要メディアは情報の質の担保がなされている、ということでしょうが、均質だとしても選ばれない情報がある、と言うところが問題なのです。

SNSでは情報は選ばれず、質もバラバラですが、そちらの方が得たい情報があると言う支持を集めたのが最近の選挙の結果とも言えます。

そうした”真偽が怪しい”と主要メディア側が言う情報にも、いろいろなタイプがあります。”陰謀論”とさえ括られる情報は、たとえば以下の3つがあり得ると思います。

  1. 嘘っぽく見える実は真実
  2. 真実っぽく見える実は嘘
  3. 個人的な予想や解釈

嘘か本当か、で情報を見る時代ももう終わりだと思っており、SNSではこうした”微妙な”情報との向き合い方が重要になってきます。

圧倒的に多いのが3.で「そういう考え方もある」という本当に参考程度という情報がほとんどです。それらは常に”保留”の姿勢で良いでしょう。

問題は1.と2.で、SNSを通じて拡散されやすいのがこの2つです。私たちが見出したいのが1.ですが、2.が結構混じりやすいのです。

主要メディア側が叩きたいのは2.であり、ここぞとばかりに「SNSは嘘が多い」「陰謀論」と叩いてきます。

やはり2.にはどこか違和感を持つ部分があり、それこそが魂の声で聞こえてくるものです。そして1.は現時点で事実と認定できる証拠がなくても、きっと真実に違いない、という何かがあります。

本当っぽい嘘、嘘っぽい本当を見分けるには、エビデンスによる真偽の判定ではできないように思います。

私たち自身の中で”真実”をいかに見出すのか、その自分軸こそ今後の世界では重要になって行くように思われます。

子どもたちにはSNSを規制する方向ではなく、ぜひこうした自分軸による情報の捉え方こそ伝えていく必要があるように思えます。

”事実”と”真実”の違いについて図解してみよう – 真実を発信するとはどういうことか?

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