GESARAの世界に移行するにあたり、金融の転換が起きることが1つのポイントです。銀行の役割が変わっていくことも重要な指標と言えるでしょう。
日本でも少しずつ銀行における変化が見えてきています。今回取り上げるのは、ゆうちょを始めとした複数の銀行でスマートフォン決済サービス「銀行Pay」が終了となるニュースです。
オンライン決済と言う点だけで見れば時代に逆行しているように見えても、実は新世界への移行においては当然の流れと言えるように考えます。
銀行の○○ペイが一気に幕引きへ!

「○○ペイ」と言えば楽天ペイやペイペイなど、大手キャッシュレスサービスが有名です。実は銀行でもこうしたキャッシュレス決済サービスがありました。
これらはGMO-PGが提供する「銀行Pay」などのシステムと、複数の地方銀行が独自のスマホ決済アプリが相互に連携したものです。
「口座即時引き落とし機能」が売りで、アプリに登録した銀行口座から直接代金が引き落とされる仕組みでした。
しかしゆうちょ銀行は2026年12月20日に「ゆうちょPay」を終了することが決まりました。
これに伴い、はまPay、YOKA! Pay、OKI Pay、こいPayといった地銀系サービスも順次終了予定です。
※オタク総研:銀行主導の“〇〇ペイ”決済、5つまとめて終了へ 「ゆうちょPay」や地銀系が幕引き

ゆうちょ銀行は終了理由について、市場環境の変化や決済手段の多様化により、「口座即時引き落とし機能」など、銀行ならではの特色を十分に活かせなかったと説明しています。
ここで大事なのは、「口座即時引き落とし機能」から撤退した、ということです。
表向きにはスマートフォン決済と言うことで、利便性を謳ってはいるのですが、伝統的な銀行のやり方である「口座引き落とし」の役割が不要になってきたことを意味しています。
一方でゆうちょ銀行にあるQRコード読み取り機は健在で、スマートフォンを使った入出金などの操作そのものは残り続けています。
中身を見てみると、銀行の口座引き落としという伝統的な役割が不要である、ということをになってくるのです。
伝統的な金融の役割が転換する

ココロノネットやありすママのブログでも書いてきた通り、現在伝統的な金融と、暗号資産など新たな送金システムが統合されている、という流れがあります。
今回のニュースも、伝統的な金融サイドである銀行が、流行しているスマートフォン決済に歩み寄ったのですが、実は統合プロセスとしてあまり重要でなかったことが分かります。
統合される点として最も重要になって来るのは、紙幣などの現金を使うのではなく、ステーブルコインを用いた送金になる、という点だと思われます。
注目されているのはリップルのRLUSDであり、最近のニュースではRLUSDがマルチブロックチェーンへと拡大される=利便性が増す、ということが起きています。
※CoinPost:リップル、ステーブルコインRLUSDをイーサリアムレイヤー2に拡大

じゃんじゃん刷るだけの紙幣がなくなり、金などの現物に裏付けられた暗号資産の方が、実は不正のできない送金システムなのです。
この点はやはり揺るがないので、ステーブルコインがますます台頭するごとに、従来の銀行のやり方=口座引き落としのようなあり方は統合されていくことになります。
銀行は多くの人にとって馴染みのある場所ではあるので、形としては残されていくと思います。ただその役割はどんどん転換していくことになるでしょう。
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