金、銀、銅などの金属の価格がますます上がっています。これらは安全資産の意味合いや、工業用などで需要が高まっています。
こうした金属の価格上昇と、「ディベースメントトレード」と呼ばれる現象とが関連している、と言われています。
世界の主要国の一部で財政懸念が広がり、こうした金属に資金を移す投資戦略の事を指します。
現在このように通貨が廃れ、金属の時代に移行する大転換が起きており、これらは全て繋がっているところが興味深いです。
今回は最近見られる「ディベースメントトレード」と言う現象を取り上げながら、経済の大転換に向かっている状況について書いてみました。
通貨から金属へ、「ディベースメントトレード」が起きている!

ここ最近、ずっと金属の値段が上がり続けています。多少の変動はありつつ、月単位くらいで見ていくと、金・銀・銅・プラチナなどが上がっています。
直近のニュースでは、銅価格がさらに上昇する可能性に言及されていました。銅は工業需要が高いのに対し、需要が不足しており、価格が上昇しているのです。
※Forbes JAPAN:銅価格、今後6日間の3回の会合でさらに上昇する可能性

こうした金属の価格上昇に関わっているのは、また別の要因が考えられています。それが「ディベースメントトレード」と呼ばれるものです。
世界の主要国の一部で財政懸念が広がると、主要通貨から資金を引き揚げ、ビットコインや金、銀といった安全と認識されるようになっている資産に資金を振り向けます。
日本語にすると「通貨価値切り下げ取引」であり、アメリカや欧州、そして日本も相場が揺れ動いていることで、こうした状況が生まれているそうです。
※Forbes JAPAN:上昇を続ける銅、金、銀価格 その背景にある要因

面白いのは、「ディベースメントトレード」の考え方が通貨リスクを誇張していると主張している投資家もいる、ということです。
つまり実際に起きている通貨の変動以上に、リスクを取って資金が金属に流れることで、どんどん金属の価格が上昇するという流れが出来てしまっているのです。
そう考えると、政治演劇が経済の世界における心理にも影響し、結果的に金属の価格が上がって行く、というシナリオができていきます。
金属を中心に経済の大転換に向かっている!?

このように見ていくと、経済の大転換に向かうように全て仕組まれているようにも見えてきます。
なぜ金属を軸にして、経済の大転換が起きるのか、考えてみるととても面白いです。
経済や投資と言った人間の営みは、簡単に崩れ去るものです。なぜならそれらに何の実体も実はなく、人間が勝手に決めたルールに従って動いているに過ぎないからです。
ココロノネットではこれらを幻想と呼んでいます。
一方で金属は人間が作り出したものではなく、自然界にあるものです。これらは逆に人間が勝手に中身を操作することができず、金はいつまで経っても金であり続けます。
(逆に、たとえば法律はすぐに変更になることを考えれば、法律が自然界になく人間界のものだと分かります)
人間の世界・仕組みが崩れていく時ほど、一定であり続ける天然のもの=金属こそ価値が上がって行くのです。
このように金属を軸として、経済の大転換は進んでいくのは必然的なことなのです。
ですので、金属は投資ではなく、現物を手元に持つことが何より安心の材料となることでしょう。
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