生成AIロボが労働や家事を担う時代が近い!? – 人間は技術で”打ち勝つ”のではなく”棲み分け”へ

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心・心理学

AIによる作業の自動化は、私たち人間が労働から解放される可能性を持っていることを、ココロノネットでは最近よく書いています。

またAIと量子技術が結び付くことで、その可能性はさらに広がると言われています。いよいよ日本でも人型AIロボ開発に乗り出した、というニュースが出るなど着実に話が進んでいます。

一方でこうした技術が悪用され、支配のために用いられるのでは?と懸念している人もいるかもしれません。私たちの中でAIや量子技術がいかに大きな転換になるのか自覚が必要そうです。

今回はAIが労働や家事を担う未来が近づいていること、それに伴って私たちの価値観の転換が必要で、キーワードはやはり「棲み分け」であることについて書いてみました。

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国内でも人型の生成AIロボ開発が進み、労働や家事はしなくて良くなる!?

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AIと言うと文章を作ったり、画像や映像を作り出してくれる、と言ったイメージが今のところは強いように思えます。

ただ今後はデータ上の話だけでなく、AIをロボットなど物理的な動作のできるものと繋ぐことで、労働も自動化されていく世界になっていきます。

世界的に見ると生成AIの人型ロボット開発が進んでおり、日本も企業や大学の研究者らを公募し、2030年までに自律型の試作機を作るとしています。

目標として「人ができることは何でもできる」汎用性と、置かれた環境を理解して自ら判断できる自律性を持つこととしています。

朝日新聞:政府、人型AIロボ開発へ 「人にできること何でも」米中と競争激化

政府、人型AIロボ開発へ 「人にできること何でも」米中と競争激化:朝日新聞
政府は世界的に競争が加速する人型のロボットの開発に乗り出す。生成AI(人工知能)の急発展で、実空間の認識や文脈の理解力が...

もはや「人ができることは何でもできる」のであれば、単純な労働はもうAIロボットにやってもらえば良い時代がやって来る、ということです。

また家事であっても、多くのことはロボットに任せられるようになるかもしれません。そんな未来が遠くない時期にやって来そうです。

さらにアメリカでの研究では、AIが現在の米国労働者の12%を既に代替できるレベルに到達している、と報告しています。

コンピューティング作業や情報技術(IT)分野だけでなく、人事、物流、財務、事務管理などの日常業務まで含めると、既に1割の仕事をAIが担えるようになっています。

ハンギョレ新聞:「AI、現在の米国労働者の12%を代替するレベル」…MIT研究結果

「AI、現在の米国労働者の12%を代替するレベル」…MIT研究結果

AIの進展、さらに量子コンピューターとの組み合わせにより、人間に出来ることの多くが実現可能な未来がやって来ることでしょう。

AIと量子コンピューターが労働を終わらせる!?人間が生きる”意味”を見出す時代へ

人間は技術で”打ち勝つ”時代を終えて、技術と”棲み分け”の時代へ

AIや量子技術の肯定的な側面を強調すると、これらの技術が悪用されて、支配されるのではないか?と”陰謀論”的な見方をする人も出てくることでしょう。

確かに映画『2001年宇宙の旅』や『マトリックス』の世界のように、人類がAIに支配されてしまうSF作品が、まるで”未来を予見した”かのように語られています。

しかしそうした予見が現実になっている訳ではありません。これからAIや量子技術とどう向き合うのか、私たちが価値観を転換させることが重要になってきます。

これまでの人類と技術との関係は、常に”誇る”もの、”打ち勝つ”ものとされてきた歴史がありました。

不便だった過去の人類の生活、すなわち自分自身に”打ち勝つ”ために行ってきました。そしてこれまでの技術に対して勝って、現在の人類の技術を誇ってきたのです。

こうした技術との勝負の考え方こそ、AIに人類は敗れてしまい、奴隷にさせられるのではないか?という不満を生み出しています。

しかしAIや量子技術は、技術そのものの考え方を転換させるものです。

これからの世界では、技術を駆使したシステマティックな世界と、私たち人類にしかできないアナログな部分が”棲み分け”できることが重要になりそうだと考えます。

人間がこれまで多くの時間を割いていた家事や労働は、AIによる自動化で代替可能なものだった、と自覚することから始まります。

では改めて人間にしかできないことは何か?と問うていくと、もっとアナログな昔の時代に戻って行くことが分かります。

歌ったり踊ったり、創作することや人が人を助けること、話を聴くことなど、人と人が支え合い、感謝の循環を生み出すことです。

技術で勝負をしたり、依存したりするのとは異なり、技術が何でもやってくれる世界があり、それと人間が(他の生き物ももちろん加わって)楽しく生きる世界を”棲み分け”るのです。

言い換えれば、棲み分けが上手くいった状態こそ、人類と技術の共存、ということになるでしょう。

人間にしかできないことを問うていくこと、そのためには多くの人が労働から脱してみることが必要であり、どうやってもGESARAの世界が必須になって来るのです。

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