社会の違和感に気付き始めた人たちからよく聴くことがあります。それは、「ついネガティブな情報を見てしまって気持ちが落ちた」というものです。
基本的にネガティブな情報は人を不安に陥れるために流されているので、「見なければ良い」の一言で終わりですし、「自分の心が選んでしまっている」というのが身も蓋もない回答です。
が、「分かっていてもやってしまう」というのが真相のようです。
真実を知りたいと思う人が、ネガティブな情報で気持ちを落とさないことは、とにかく重要なことです。今回はネガティブな情報を見てしまう心理について考えてみたいと思います。
ネガティブで恐ろしい情報をなぜ見てしまうのか?

今回取り上げたいのは、社会の違和感に気付き始めた人が、世界の裏側などの情報などを調べ漁る中で、必ずと言って良いほど、ネガティブな情報にぶち当たる現象についてです。
「世界は滅亡に向かっている」「大災害が起きる」「救世主だと思っている人も実は悪魔だ」など、探せばネガティブな情報は山ほどあります。
そんな情報を見たくない、と思っても、なぜか見てしまう人が多いのも事実のようです。なぜそれが起きるのか、心理的な面から考えてみます。
ネガティブな情報を見るのはホラーが気になるのと似ている
ネガティブで怖い情報をなぜか見てしまうのは、ホラーが怖いのについ見てしまうのと似ています。そういう場合は、真実を知りたいと言いつつ、実は心のどこかで”陰謀論”とか”都市伝説”と言った娯楽の括りで捉えているのかもしれません。
— よっしー(ありすママファミリー) (@ych369) September 5, 2025
ネガティブな情報を見てしまう心理は、怖くて見たくないはずなのに、ついホラーを見てしまう心理に似ているように思います。
いわゆる「怖いもの見たさ」という現象のことです。「怖いもの見たさ」がなぜ起きるのか、それはいくつかの要素が組み合わさっているようです。
たとえば以下のような要素があります。
- 好奇心
- 刺激の希求
- カリギュラ効果(見るなと言われるものほど見たくなること)
- 不安の解消
4.については、ホラーの場合、見ない方が不安であり、不安解消をしたいと思って見てしまう、ということが多いようです。
ホラーの場合は作り物なので、真相を知ればひとまず安心となります。しかしいわゆる真実探求をしている人が見る情報は、結局真相は分かることがなく、不安は低減しない点が厄介です。
ホラーのように見ることで不安を解消したいと思っても、結局は余計に不安が強まることになるから困ったことなのです。
情報を”陰謀論”や”都市伝説”として捉えている証拠?

「怖いもの見たさ」で情報を見ることで、内心は不安を解消したい、と思っていることが分かりました。
しかし逆に考えれば、「怖いもの見たさ」で情報を見ている人は、内心では世界の裏側の情報をホラーのような作り話と思ってしまってはいないでしょうか?
つまり社会の裏側の情報を、”陰謀論”や”都市伝説”という娯楽として捉える世界観の中に自分がいる、ということです。
もちろん世界の裏側の話題との付き合い方として、こんな世界になっているかもしれない、とあれこれ想像を膨らませて楽しむというのもあります。
しかし娯楽である以上、面白いことが重要であって、真実を知ることが最終のゴールではない点で注意が必要です。
つまり娯楽と言う距離感で真実を知ろうとしても、真実にはたどり着けない、ということです。
真実探求においては”陰謀論”は”逃げ”のための場所

「怖いもの見たさ」でネガティブな情報を見てしまう人は、真実探求をしようとしながら、どこかで娯楽として見てしまっている場合がある、ことが分かりました。
しかし真実を探求する態度と、娯楽として楽しむ態度は随分と異なるものです。
いわゆる”目覚めた”人たちも、最初は”陰謀論”などの娯楽が入り口になった、と言う人も多いのは事実でしょう。しかし真実探求をしたいのであれば、その世界観から脱する必要があります。
そうでないと、”陰謀論”は”逃げ”の場所となってしまうのです。
なぜなら結局は真実かどうかより、世界の裏側を面白おかしく話せれば良いだけであり、嘘が混じることも良しとしてしまうからです。
もし本当に真実を知りたければ、フィクションとしてではなく、自分自身の軸によって情報を精査する姿勢を磨くことが必要で、その覚悟が必要になるものと思っています。
一方で真実かどうか分からない情報に対して、”保留”と言う姿勢は必要になります。これは”陰謀論”とラベルを貼って距離を取ってしまうのは、全く異なる態度です。
”陰謀論”の世界は何でもありの世界であり、娯楽として楽しむ分には面白おかしいものです。
しかし真実探求したいのであれば、実際に起きている小さな変化こそを大切にすくい上げることが重要ではないか、と感じています。
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