ステーブルコインの台頭が全世界的に旧通貨体制、中央銀行制度を崩す方向へ加速する!?

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心・心理学

アメリカで可決されたGENIUS法案によって、ステーブルコイン熱が加速しています。

これにより、世界中の金融のあり方が変貌していくのが見えてきました。

またこれまでアメリカとロシアの関係や、BRICSとの関係について、これまでのドル(旧ドル)だけを見ていると対立しているかのように見え、非常に分かりにくいものでした。

しかしステーブルコインが導入されると、対立に見えていたものも、旧ドルを中心とした体制の崩壊に向かって足並みが揃ってきていたのだと分かります。

今回はステーブルコインを中心に置いて世界を見ると、旧世界における通貨の仕組みや中央銀行制度などが崩壊していくことが分かる、と言う内容について書いてみました。

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ステーブルコインの台頭が全世界的に旧通貨体制、中央銀行制度を崩す方向へ!?

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GESARAの世界に向かって、ドルが崩壊して行く、と言う話はよく聞いたことがあるかもしれません。しかしトランプ大統領は「ドルを守る」と言っていて、混乱した人もいることでしょう。

この点については、ステーブルコインを導入することによって、その混乱は随分となくなるのではないか、と感じています。

実はトランプ大統領は、ドルを守る、と主張しながら、一方で旧体制の崩壊をもくろんでいるものと推測できるのです。

今回のステーブルコインの台頭によって起きる”金融革命”について、分かりやすく書かれている記事がありました。

ダイアモンドオンライン:トランプ大統領が「米国初の暗号資産法」で仕掛ける“金融革命”、日本に迫る“地殻変動レベル”の大チャンスとは?

トランプ大統領が「米国初の暗号資産法」で仕掛ける“金融革命”、日本に迫る“地殻変動レベル”の大チャンスとは?
トランプ大統領は2025年7月18日、暗号資産(仮想通貨)のステーブルコインの普及を目指すジーニアス法案(GENIUS ...

まずここで書かれているのは、ステーブルコインがSWIFT(銀行など金融機関同士の国際的な送金インフラ)に代わって、効率的に送金・決済できるインフラとして重視される点が書かれています。

そしてFRBとの関係についても書かれています。FRBの強固なコントロールから抜け出すには、民間でありながらドルの裏付けがあるステーブルコインがちょうど良い訳です。

”FRBを迂回(うかい)しながら通貨政策をコントロールする道”と書かれているのがまさにそれです。

ありすママのブログでも書かれていたように、FRBや連邦準備銀行を廃止にする法案も出ていたほど、これらの影響下から出ることが重要なのです。

ありすママのブログ:FRB及び連邦準備銀行、廃止法案を提出‼️日銀も諸ともだね‼️

『FRB及び連邦準備銀行、廃止法案を提出‼️日銀も諸ともだね‼️』
【FRB及び連邦準備銀行、廃止法案を提出】うわー、いよいよドルの終焉‼️ホント、ブラックスワン作戦が着々と‼️もぉ~、日...

またドルは基軸通貨として、貿易赤字を出し続けてしまうものですが、ステーブルコインによってドルを国内に残しながら貿易の黒字化も実現できるようです。

これによりBRICSが統合通貨を作るなど、別の通貨の動きとも対立することなく進められます。

さらにはロシアでもルーブルに連動したステーブルコインの取引量が7月に入って急増している、と言うニュースがありました。

ロイター:ルーブル連動型暗号資産、7月に取引急増で累計400億ドル突破=調査会社

ルーブル連動型暗号資産、7月に取引急増で累計400億ドル突破=調査会社
ブロックチェーン分析会社エリプティックは28日、ロシアの通貨ルーブルに連動する暗号資産(仮想通貨)「ステーブルコイン」の...

ロシアのルーブルは制裁によってSWIFTから排除されていましたが、それを逆手にとって、ステーブルコインが決済・送金のインフラとして重視されるようになってきました。

このようにステーブルコインはますます重要になるとともに、SWIFTなどの旧送金システムから脱し、通貨の考え方も転換する革命となっていきます

そして一見すると対立関係にありそうな、アメリカやロシア、BRICSなども、実は旧通貨体制を崩壊させて、新たな仕組みを構築する方向性では足並みがきちんと揃っているのです。

世界の足並みはGESARA世界へと揃っている!?

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GESARAの世界に向けて、ドルが崩壊し、新たな送金システムが作られる、と言う話は、ステーブルコインが登場したことで、より明確になったと言えるでしょう。

これまでは暗号資産は担保するものがないので、どうなっていくのかと思っていましたが、通貨や現物の裏付けがあるステーブルコインが、その役割を担うことになるのです。

そしてステーブルコインの整備や利用の促進に向かうこと=GESARAの世界に進んでいく、ということになっていきそうです。

その裏側では旧通貨体制や中央銀行制度が崩壊していくことになります。

そのため、対立があるとすれば、それはアメリカやロシア、BRICSと言った国や地域同士の対立ではなくなります。

対立があるとすれば、中央銀行が発行するデジタル通貨との対立が起きていくことになるかもしれません。

コラム:中銀デジタル通貨とステーブルコインの大競争時代、脅かされる通貨の勢力図=大槻奈那氏
近年、通貨のデジタル化の動きがじわりと加速している。米国では、価格が法定通貨に連動する暗号資産(仮想通貨)であるステーブ...

これまでの通貨や中央銀行の体制が崩壊し、新たな決済システムが作られていく動きを注視していきましょう。

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